世界的な景気後退懸念の深刻化や円急騰による輸出企業の業績悪化懸念から、全面安の展開となった。日経平均株価は2003年4月28日に付けたバブル後最安値(終値で7607円88銭)に急接近し、前日比811円90銭安の7649円08銭と3日続落して取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)も同65.59ポイント安の806.11と大幅続落し、3日連続安。東証1部銘柄の91%が下落し、上昇は7%にとどまった。出来高は26億3656万株、売買代金は2兆0568億円。東証の業種別株価指数は電気機器、銀行業、輸送用機器など全33業種が下落した。
おいおいおい、と言っている間に7,600円台まで下落した株式市場、何と811円も下げてしまった。これはドルが急落して円高になったために世界同時恐慌に対する恐怖から午後にはパニック売り状態となったようだ。売っても損しか出ないのだから手元に置いて株価を支えんかいと言いたくなるようだ。
それにしても底を打ったの、上昇基調に変っただの、楽観的なことを言うかと思うと、その舌の根も乾かないうちに5千円台が視野に入って来たの、市場閉鎖も検討すべきだの悲観的なことを言う。経済評論家や市場筋などもいい加減なものだ。
そして株式市場を押し潰した為替だが、
24日の東京外国為替市場は、世界的景気悪化への懸念を背景に円が独歩高となり、ドルの対円相場(気配値)は急落した。夕方には1ドル=95円を割り、1995年8月以来13年2カ月ぶりの安値となる同94円75銭を付けた。午後5時現在は同=95円15―18銭と前日(午後5時、97円68―71銭)比2円53銭のドル安・円高。
日経平均株価が終値7649円と800円超暴落したのを横目に、ドルは朝方、1ドル=97円台後半からずるずると下落。円が各国通貨に対し全面高の様相となった。
消去法にしても円が買われ、前面円高の様相だ。避難通貨として使われるのは経済がしっかりしていることの証だろうが、その証のために経済が崩壊してしまっては何もならない。
最後は、原油価格だが、
23日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)臨時総会を翌日に控えて様子見気分が強まる中、前日の急落の後を受けて反発、米国産標準油種WTIの中心限月12月物は前日終値比1.09ドル高の1バレル=67.84ドルで取引を終えた。
若干値を上げて終わったようだ。しかし、穀物にしても貴金属にしても、そして原油にしても投機対象になったものはすべて総崩れの有様でざま見ろと思うところもあるが、あまりこうした商品市場が崩壊してしまうのも困ることがあるのだろう。
今日はもう何をか況やの惨憺たる有様に終わった。もう上がったの下がったのと言う状態ではなくなって来た。ただもう見ている他はない。投資家よ、株を売らずに相場を支えろ。売っても利益は出ないだろう。
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それにしても底を打ったの、上昇基調に変っただの、楽観的なことを言うかと思うと、その舌の根も乾かないうちに5千円台が視野に入って来たの、市場閉鎖も検討すべきだの悲観的なことを言う。経済評論家や市場筋などもいい加減なものだ。
そして株式市場を押し潰した為替だが、
24日の東京外国為替市場は、世界的景気悪化への懸念を背景に円が独歩高となり、ドルの対円相場(気配値)は急落した。夕方には1ドル=95円を割り、1995年8月以来13年2カ月ぶりの安値となる同94円75銭を付けた。午後5時現在は同=95円15―18銭と前日(午後5時、97円68―71銭)比2円53銭のドル安・円高。
日経平均株価が終値7649円と800円超暴落したのを横目に、ドルは朝方、1ドル=97円台後半からずるずると下落。円が各国通貨に対し全面高の様相となった。
消去法にしても円が買われ、前面円高の様相だ。避難通貨として使われるのは経済がしっかりしていることの証だろうが、その証のために経済が崩壊してしまっては何もならない。
最後は、原油価格だが、
23日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)臨時総会を翌日に控えて様子見気分が強まる中、前日の急落の後を受けて反発、米国産標準油種WTIの中心限月12月物は前日終値比1.09ドル高の1バレル=67.84ドルで取引を終えた。
若干値を上げて終わったようだ。しかし、穀物にしても貴金属にしても、そして原油にしても投機対象になったものはすべて総崩れの有様でざま見ろと思うところもあるが、あまりこうした商品市場が崩壊してしまうのも困ることがあるのだろう。
今日はもう何をか況やの惨憺たる有様に終わった。もう上がったの下がったのと言う状態ではなくなって来た。ただもう見ている他はない。投資家よ、株を売らずに相場を支えろ。売っても利益は出ないだろう。
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