過度の金融不安の後退を背景とする海外主要株価指数の急伸を受けて全面高の展開となり、日経平均株価は前営業日比1171円14銭高の9447円57銭と8営業日ぶりに急反騰。東証株価指数(TOPIX)も同115.44ポイント高の956.30と大幅反発した。日経平均の上昇率は14%と、戦後最大を記録した。東証1部の上昇銘柄は98%、下落は1%にとどまった。出来高は23億8300万株、売買代金は1兆9209億円。業種別株価指数は、銀行業、証券、商品先物取引業、不動産業、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器の上昇が目立ち、下落業種はなかった。

大反発の株式市場、主要各国の金融危機に対する協調介入など不安を和らげる要素が好感されたのだろう。それと疑心暗鬼に駆られての売り過ぎに対する買戻しか。金曜はそろそろ上がるとは思っていたが、
この状況で大きく買い進めるのはなかなか勇気が要るだろう。金曜に大きく買っていれば今日はかなりの利益を手に出来たのだが・・・。しかし今日は上げたがまだまだ乱高下は続くだろう。

そして為替だが、

14日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、各国の金融危機対策を受けて市場参加者のリスク回避姿勢が和らぎ、ドルが急速に買い戻されて急伸した。午後5時現在は1ドル=102円45―48銭と前週末(午後5時、99円15―18銭)比3円30銭のドル高・円安。週末の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で採択された「行動計画」に基づく各国の迅速な金融危機対策が好感された。ドルは朝方、一時103円06銭まで上昇。しかし上値は重く、夕方に掛けては102円台半ばで売り買いが交錯した。

これも不安が後退してドルがやや盛り返したようだが、こちらは株価と違って膠着が続いているようだ。まあ出来れば1ドル105円程度で推移してくれると輸出企業もありがたいだろうが・・・。

最後に原油価格だが、

週明け13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、主要国政府・中央銀行による金融危機対応策などを受けた株価急上昇を好感して大幅反発、米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前週末終値比3.49ドル高の81.19ドルで終わった。 

これも株価急上昇を受けて好感し、値を上げたようだ。原油はさほど値を上げずに低価格で推移してくれるといいのだが・・・。

さて、今日はトヨタも大幅に反発して値を上げた。5百円ほども上がっているだろうか。それでも焼け石に水状態だが上がってくれるのはありがたい。三菱重工もトヨタを上回る反発で4百円台を回復した。これも目出度いことだ。

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