日経平均株価は前日比881円06銭安の8276円43銭、東証株価指数(TOPIX)は同64.25ポイント安の840.86と、ともに再び暴落した。円高急進や前日の米国株安に加え、大和生命の経営破綻(はたん)など悪材料が重なり日経平均は7日続落し、2003年5月以来の安値水準に落ち込んだ。ブッシュ米大統領が金融安定化に向けて新たな対策を示す可能性があると伝わり下げ渋ったが、戻りは限定的だった。

東証1部銘柄の値下がりは88%で、上昇が10%にとどまった。出来高は32億7441万株、売買代金が2兆6353億円。業種別株価指数(33業種)では医薬品、電気・ガス業、情報・通信業、サービス業、銀行業を中心にすべての業種が値下がりする全面安。

落ちるなあ、止まるかとも思ったが。これでは8千円台割れも目前だ。米国の株価暴落が止まらないと世界恐慌に陥りそうな勢いで株価が落ちて行く。しかし、こんなことはそうそう経験出来るものでもないだろうから案外幸運なのかも知れない。まあどこまで落ちるのか見てやろうか。7500円台辺りが底と思うが。

為替は、なかなかもみ合って行きつ戻りつしている。

10日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、金融市場の混乱を受けてリスク回避の円買いが強まり急落した。午後5時現在は1ドル=99円15-18銭と前日(午後5時、101円18―21銭)比2円03銭のドル安・円高。世界同時株安に歯止めが掛からないことで円は避難通貨として買われ、朝方に一時97円91銭を付けた。一方で週末の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を見極めたいとの思惑からその後は、持ち高調整のドル買い・円売りも入り、日経平均株価の下げ幅縮小を横目に99円台前半を中心にもみ合った。

消去法で円が買われていると言うが、株価ほどはドルの下落がないのがやや不思議なところだ。円ドルも1ドル95円辺りで落ち着くのだろうか。

原油価格は、あっという間に、

週末10日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な景気減速で需要が低迷するとの懸念が強まって大幅続落し、米国産標準油種WTIの中心限月11月物は一時、取引途中としては1年ぶりに1バレル=80ドルを割り込んだ。午前10時25分現在は前日終値比4.80ドル安の81.79ドル。 

80ドルを割り込む局面が現れた。最終的には1バレル81円台に落ち着いたようだ。これは良いこととしておこう。

そして今日のトヨタ、三菱重工の株価だが、もう下落したのどうのと言うのは意味がない。トヨタは3,220円、三菱重工は341円で思ったほどは落ちていない。しかし、これもどこで止まるかの世界だ。

日本ブログ村へ(↓)

https://novel.blogmura.com/novel_long/