海外株安や急速な円高進行を受け、日経平均株価は前日比952円58銭安の9203円32銭、東証株価指数(TOPIX)同78.60ポイント安の899.01と、ともに暴落。買いが手控えられる中、指数先物への大口売りをきっかけに売りが売りを呼び、下げ率(9.4%)は戦後3番目の大きさとなった。終値ベースでは2003年6月30日以来、約5年3カ月ぶりの安値水準。東証1部の下落銘柄は96%、上昇は3%だった。出来高は28億5785万株、売買代金は2兆4216億円。業種別株価指数は、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、海運業などの下落が目立った。上昇業種はなし。

もうこれだけ下がると何をか況や野状況だろう。あまりの下がりっぷりに何だか天晴れの感さえある。別に株なんか今売らなくても良いだろうと思うが、ヘッジファンドなどが別の市場への投資のための資金調達のために売るのだそうだ。そうすると巨額の金が市場から引き上げられるので株価は下がらざるを得ないのだろう。神様や仏様を拝んでもどうにもならないわけだ。

為替も円高に振れているが、ドルを持つよりは円のほうがマシと言う程度の買いだろう。

8日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、金融不安を背景としたリスク回避の円買いで、ドルは急落し一時4月1日以来となる99円台へ突入した。午後5時現在は1ドル=100円07―10銭と前日(午後5時、102円63―66銭)比2円56銭のドル安・円高。

そんなわけでちょっとした材料で為替相場が行ったり来たりする。最後は何とか100円台を確保して終わったようだ。

最後は、原油価格だが、

7日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、前日の急落を受けて石油輸出国機構(OPEC)加盟国から減産を示唆する発言が相次いだために5営業日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日終値比2.25ドル高の1バレル=90.06ドルと再び90ドル台に乗せて取引を終えた。 

産油国の減産宣言で品薄高値期待で値を戻したようだ。1バレル85ドルくらいまで下がると面白いのだが。

今日はもう拝むものもないほど下がりまくった。トヨタは米国市場や中国市場の縮小や経常利益下方修正、そして円高などが加わって恐ろしいほど値を下げた。三菱重工もやはりこれだけ下げると無事ではすまないようだ。

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