景気の先行き不安を背景とした海外株安を受けて買いが手控えられ、日経平均株価は前日比216円62銭安の1万0938円14銭、東証株価指数(TOPIX)は同29.00ポイント安の1047.97と、ともに続落した。

東証1部の下落銘柄は78%、上昇は17%だった。出来高は23億4566万株、売買代金は2兆3304億円。業種別株価指数は小売業、水産・農林業、医薬品を除く30業種が下落。特にその他金融業、その他製品、ガラス・土石製品の下げが目立った。

世界的な景気の先行き不安が大きいようだ。平均株価は遂に1万1千円台を割り込んだ。こうなってくると、もうしばらくは先行きの様子を見ながら待つしかないだろう。1万円を割り込むなどという暗い予想もあるが、この先もう一つ悪材料が出てくればそんなこともあるだろう。週明けの市場は1万1千円台を挟んでもみ合いになるだろうというのが予想だがどうなるだろう。ここで下げ続けるようだと1万円われもあるだろう。

次に原油価格だが、


2日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国の金融混乱が続く中、景気悪化に伴うエネルギー需要の減少懸念が圧迫材料となり、大幅に続落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日終値比4.56ドル安の1バレル=93.97ドルと約2週間ぶりの安値で引けた。 

これも需要の先細り予想から大きく値を下げている。これは下げても良いと思うが、この先1バレル90ドル程度で下げ止まるだろう。

最後に為替だが、

3日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は小幅に続落した。9月の米雇用統計発表を控え、前日終値水準でもみ合った。午後5時現在は1ドル=105円01―04銭と前日(午後5時、105円31―34銭)比30銭のドル安・円高。

とドルが下がっているが、不安の元凶の割にはそれほど大きく下がるわけでもないのが不思議なところだ。雇用統計など指標の発表でまた下げる可能性があるのだろうが、今は材料待ちということだろうか。

そして今日のトヨタはほとんど4千円台割れに間近い。こんなに下げるとはまさかのまさかだったが、それも仕方がないだろう。三菱重工も下げ止まらない。最高値辺りで売り払ってしまえば相当に儲けが出たのだが、まあ日が差す時も来るだろう。

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