金融システム不安の後退を背景に金融株中心に買われ、日経平均株価は前営業日比169円73銭高の1万2090円59銭、東証株価指数(TOPIX)は同19.57ポイント高の1168.69と、ともに続伸した。ただ、買い戻しが一巡した後は、米株価指数先物安につれて上値も抑えられた。自民党総裁選は、「今後の政策運営を見極める必要がある」として、ほとんど材料視されなかった。東証1部銘柄の値上がりは49%で、下落が45%。出来高は20億4898万株、売買代金が2兆2519億円。

主要国総動員の対策で一応親友システム不安は緩和されたようだが、この先どうなるかを考えるとそうも楽観も出来ないらしい。一応値を上げた市場も午後になると上げ渋ったようだ。それでも先週末から600円ほども戻してリーマンショック前のレベルには戻っているが、今後の対策の効果がどうなるかが正念場だろう。

次いで為替だが、

週明け22日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は米政府の金融安定化策発表後、材料出尽くし感からいったん模様眺めの空気が強まり106円台で推移した。午後5時現在は、1ドル=106円13―16銭と前週末(午後5時、107円22―25銭)比1円09銭のドル安・円高。

とこちらも同様の結果だった。ショックの震源地の通貨ドルだからやや渋い値動きだったようだ。これも今後の対策の効果のほどを見てからということなのだろう。

原油価格は先週末急騰したが、現時点ではまだ新しい価格は出ていないようだ。

今日のトヨタはしっかりと締まった。実力5千円台でも良いと思うが、米国市場頼みという弱みがあるのでやや値が渋いのだろうか。逆に三菱重工は小緩んで値を下げた。かなり上げているから利益確定売りの対象となり易いのだろうか。

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