金融システム懸念を受けた海外株安やドル安・円高進行を嫌気した売りに、日経平均株価は前日比260円49銭安の1万1489円30銭と急反落し、2005年6月以来の安値水準に落ち込んだ。東証株価指数(TOPIX)も同23.75ポイント安の1097.68と大幅安。取引終了にかけて下げ渋ったが、投資家心理の温まりは感じられない。東証1部銘柄の値下がりは49%で、上昇は48%でほぼ均衡。出来高は23億3587万株、売買代金が2兆3520億円。
欧米株安、アジア主要株式市場の急落と世界同時株安に陥ったようだ。投資家の不安心理は増すばかりで、株式市場は混乱期に突入したようだ。AIGの公的支援は、場当たり的で、むしろ投資家の不安は増大した形となり、金融システム不安は増大する一方のようだ。日経平均は450円近く下落した後、取引終了にかけて下げ渋ったが、あや戻しにすぎないのが現状だ。
市場関係者によると、パニック状態の株安に見舞われた過去のケースでは、高値から大底を形成するまでには概ね3年弱の日数が必要だということだ。米国株の高値は昨年10月で、1年程度の調整では日数が足りないようだ。長期的な株価動向を表す格言では、相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つのが通例とのことで疑心暗鬼が深まる現在が長期的には投資タイミングと言えなくもないが、先行きが見えてこない混乱の中では投資は控えるべきだろうと、敢えて虎穴に入るのは避けるべきだろう。
あれあれ、1万1500円をあっさりと割り込んだんだ、今日の株式市場は。もうこうなると打つ手はないのかも知れない。成り行きを見ている以外にはないのだろう。また日が昇る日も来るだろう。明日辺りはまた反発するというのが予想だがどうだろう。
そして原油価格だが、
17日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米原油在庫の大幅減少やドル安の影響を受けて急反発し、米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日終値比6.01ドル高の1バレル=97.16ドルで終わった。
ということでこれも値を上げてしまった。もっとも下がり方が急なのでこれからも何だかんだ言っては値動きをするのだろう。
そして為替だが、
18日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日中は米国発の金融不安を背景にドル売りが優勢だったが、夕方の米ドルスワップ協定締結との発表を受け104円台半ばから105円台半ばまで上伸した。午後5時現在は1ドル=105円24-29銭と前日(午後5時105円19―22銭)比では05銭の小幅ドル高・円安水準。
米証券大手モルガン・スタンレーや英銀行大手に関する合併や買収の報道が飛び交い、神経質な取引が続いている。海外勢が資金を自国へ戻す動きもあり、ドル円は売り買いが交錯した。市場では米金融株の急落が落ち着くまでは、荒れた市場が続くとの声が聞かれたが、混乱の原因は米金融界だからそれが落ち着かないと混乱も収まらないだろう。
と米国金融界を震源とした混乱は当分続きそうだ。そしてその間はドル安傾向の神経質な値動きになりそうだ。こうして見ていると株式市場にとって好材料なんてものは薬にしたくても見当たらないようだ。
今日のトヨタだが、4,500円を割り込んで4,450円で引けたようだ。これももう手の打ち用がない。企業としては悪くないのだから長い目で見ていよう。そして三菱重工も値を下げた。これも449円と450円ラインを割り込んでしまった。しかし三菱重工の場合トヨタよりももっと不安材料は少ないので回復も早いだろう。
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欧米株安、アジア主要株式市場の急落と世界同時株安に陥ったようだ。投資家の不安心理は増すばかりで、株式市場は混乱期に突入したようだ。AIGの公的支援は、場当たり的で、むしろ投資家の不安は増大した形となり、金融システム不安は増大する一方のようだ。日経平均は450円近く下落した後、取引終了にかけて下げ渋ったが、あや戻しにすぎないのが現状だ。
市場関係者によると、パニック状態の株安に見舞われた過去のケースでは、高値から大底を形成するまでには概ね3年弱の日数が必要だということだ。米国株の高値は昨年10月で、1年程度の調整では日数が足りないようだ。長期的な株価動向を表す格言では、相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つのが通例とのことで疑心暗鬼が深まる現在が長期的には投資タイミングと言えなくもないが、先行きが見えてこない混乱の中では投資は控えるべきだろうと、敢えて虎穴に入るのは避けるべきだろう。
あれあれ、1万1500円をあっさりと割り込んだんだ、今日の株式市場は。もうこうなると打つ手はないのかも知れない。成り行きを見ている以外にはないのだろう。また日が昇る日も来るだろう。明日辺りはまた反発するというのが予想だがどうだろう。
そして原油価格だが、
17日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米原油在庫の大幅減少やドル安の影響を受けて急反発し、米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日終値比6.01ドル高の1バレル=97.16ドルで終わった。
ということでこれも値を上げてしまった。もっとも下がり方が急なのでこれからも何だかんだ言っては値動きをするのだろう。
そして為替だが、
18日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日中は米国発の金融不安を背景にドル売りが優勢だったが、夕方の米ドルスワップ協定締結との発表を受け104円台半ばから105円台半ばまで上伸した。午後5時現在は1ドル=105円24-29銭と前日(午後5時105円19―22銭)比では05銭の小幅ドル高・円安水準。
米証券大手モルガン・スタンレーや英銀行大手に関する合併や買収の報道が飛び交い、神経質な取引が続いている。海外勢が資金を自国へ戻す動きもあり、ドル円は売り買いが交錯した。市場では米金融株の急落が落ち着くまでは、荒れた市場が続くとの声が聞かれたが、混乱の原因は米金融界だからそれが落ち着かないと混乱も収まらないだろう。
と米国金融界を震源とした混乱は当分続きそうだ。そしてその間はドル安傾向の神経質な値動きになりそうだ。こうして見ていると株式市場にとって好材料なんてものは薬にしたくても見当たらないようだ。
今日のトヨタだが、4,500円を割り込んで4,450円で引けたようだ。これももう手の打ち用がない。企業としては悪くないのだから長い目で見ていよう。そして三菱重工も値を下げた。これも449円と450円ラインを割り込んでしまった。しかし三菱重工の場合トヨタよりももっと不安材料は少ないので回復も早いだろう。
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