内外景気の先行き不安に海外株安など外部環境の悪化が重なり、日経平均株価は前日比300円40銭安の1万2865円05銭、東証株価指数(TOPIX)も同28.21ポイント安の1235.54とともに3日ぶり急反落。東証1部銘柄の87%が下落し、上昇は9%だった。出来高は15億6813万株、売買代金は1兆7012億円にとどまった。
業種別株価指数(33業種)はすべての業種が下落した。特にゴム製品、その他製品、鉄鋼、保険業、その他金融業、金属製品の下げが目立った。
米国株安や為替の円高推移を嫌気して金融株や輸出関連株など主力銘柄が軒並み売られ、日経平均は取引開始直後から急ピッチで下落した。ただ、下値のめどとされる1万2750円に近づいた水準では買い戻しの動きもみられて下げ渋った。
指数先物への売り圧力が弱まった後場には、「手掛かり難で身動きがとれない」状況に陥り、上下50円弱という狭いレンジでの安値もみ合いが続いた。
日銀が景気判断を「停滞」に下方修正したように、国内の景況感は不透明感を一段と増している。米国の金融システム不安も再燃し、「マクロ環境が改善する兆しはうかがえない」。需給改善の兆候もみられず、市場では「さえない展開から抜け出すきっかけがつかめない」と先行き不安が高まっている。
景気が悪いので経済を取り巻く環境に敏感になってしまうのか、ドカ落ちの株式市場だった。この状況では止むを得ない野かも知れないが。
ドル安といっても大したレベルではないし、原油も下がっているのだが。米国株価の下落に引きずられたのか。
その原油価格だが、
18日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、3営業日連続で下落し、国際指標となるテキサス産軽質油(WTI)の9月渡し価格の終値が前週末比0・90ドル安の1バレル=112・87ドルと、5月上旬以来3か月半ぶりの安値を付けた。メキシコ湾岸の石油関連施設が、熱帯性低気圧の被害を避けられる見通しとなり、需給の緩和が続くとの観測から売りが優勢となった。
という具合に良い線まで下がっている。もっと下がればいいのだろうが、1バレル110ドル辺りでももみ合うだろう。
そして為替だが、
19日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米金融不安の再燃を背景に売りが強まったが、109円台では買戻しも入り売買が交錯した。午後5時現在は1ドル=110円01―04銭と前日(午後5時、110円23―26銭)比22銭のドル安・円高。
と微かな円高だが気にするほどでもないと思うが。「停滞」と表現された国内経済にはそよ風も強風となるのかも知れない。
今日はトヨタは大幅に値を下げた。これも円高、原油高の煽りをもろに受ける輸出企業の宿命で止むを得ないか。超優等生の三菱重工もやはり大幅に下げている。全般に大きく下げているのでこれも止むを得ないだろう。特に利益確定売りの対象にもなりやすいので。
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業種別株価指数(33業種)はすべての業種が下落した。特にゴム製品、その他製品、鉄鋼、保険業、その他金融業、金属製品の下げが目立った。
米国株安や為替の円高推移を嫌気して金融株や輸出関連株など主力銘柄が軒並み売られ、日経平均は取引開始直後から急ピッチで下落した。ただ、下値のめどとされる1万2750円に近づいた水準では買い戻しの動きもみられて下げ渋った。
指数先物への売り圧力が弱まった後場には、「手掛かり難で身動きがとれない」状況に陥り、上下50円弱という狭いレンジでの安値もみ合いが続いた。
日銀が景気判断を「停滞」に下方修正したように、国内の景況感は不透明感を一段と増している。米国の金融システム不安も再燃し、「マクロ環境が改善する兆しはうかがえない」。需給改善の兆候もみられず、市場では「さえない展開から抜け出すきっかけがつかめない」と先行き不安が高まっている。
景気が悪いので経済を取り巻く環境に敏感になってしまうのか、ドカ落ちの株式市場だった。この状況では止むを得ない野かも知れないが。
ドル安といっても大したレベルではないし、原油も下がっているのだが。米国株価の下落に引きずられたのか。
その原油価格だが、
18日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、3営業日連続で下落し、国際指標となるテキサス産軽質油(WTI)の9月渡し価格の終値が前週末比0・90ドル安の1バレル=112・87ドルと、5月上旬以来3か月半ぶりの安値を付けた。メキシコ湾岸の石油関連施設が、熱帯性低気圧の被害を避けられる見通しとなり、需給の緩和が続くとの観測から売りが優勢となった。
という具合に良い線まで下がっている。もっと下がればいいのだろうが、1バレル110ドル辺りでももみ合うだろう。
そして為替だが、
19日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米金融不安の再燃を背景に売りが強まったが、109円台では買戻しも入り売買が交錯した。午後5時現在は1ドル=110円01―04銭と前日(午後5時、110円23―26銭)比22銭のドル安・円高。
と微かな円高だが気にするほどでもないと思うが。「停滞」と表現された国内経済にはそよ風も強風となるのかも知れない。
今日はトヨタは大幅に値を下げた。これも円高、原油高の煽りをもろに受ける輸出企業の宿命で止むを得ないか。超優等生の三菱重工もやはり大幅に下げている。全般に大きく下げているのでこれも止むを得ないだろう。特に利益確定売りの対象にもなりやすいので。
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