海の向こうの状況は、まず米国株式だが、
週末15日のニューヨーク株式相場は、予想を上回る景気指標が相次いだことや原油相場の下落を好感し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比43.97ドル高の1万1659.90ドルと続伸して引けた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同1.15ポイント安の2452.52と反落して終了。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億6678万株増の11億7149万株。
朝方発表された7月の米鉱工業生産と8月のニューヨーク州製造業景況指数はいずれも市場予想を上回る伸びを記録。世界的な景気減速にも関わらず、米製造業が底堅く推移していることが確認され買い安心感が広がり、ダウは寄り付きで約94ドル高まで上伸した
だが、その後発表された8月のミシガン大学消費者景況感指数の伸びが市場予想を下回ると、ダウは急速に伸び悩み、一時マイナス圏に転じた。
ただ、原油相場の下落を好感して反発し、午後は小高く推移した。市場では「目立った経済指標の発表もない上、夏休みを取っている市場参加者も多く、相場は値動きがない」との声も聞かれ、当面は狭いレンジでの動きが続きそうだという。
ということでこれは概ね日本の状況と似通っているかも知れない。週明けも日本同様狭い範囲での押し合いになりそうだ。
そして為替だが、
週末15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、当市場では約7カ月半ぶりに一時1ドル=110円台後半まで下げた後、午後に入ってからは110円台半ばで小動きに推移した。午後5時現在は110円45―55銭と、前日午後5時(109円68―78銭)比77銭の円安・ドル高。
一方、ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.4659ドルまで下落し、約6カ月ぶりの安値をつけた。ユーロ圏景気の先行きに対する懸念が根底にあるほか、「原油相場の下落がドル買い材料」となった。
円に対してもユーロに対してもドルが上げている。原油が下がって行き場を無くした投機資金がドル買いに向かっているのか。
最後に原油だが、
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=113.77(-1.24 -1.08%)
NY金先物12月限(COMEX)(終値)
1オンス=792.10(-22.40 -2.75%)
15日のNY原油先物相場は下落。9月限は続落、1.24ドル安で取引を終えた。景気減速に伴う需要鈍化懸念が売りを誘発、9月限は一時3ドル超下落し、111.34ドルまで値を崩した。終盤には下げ渋ったが、大幅安で取引を終えている。金先物は下落。12月限は終値で800ドルを割り込み続落。800ドル割れは2007年10月以来の水準。
という具合に原油も下がり続けている。需要減少懸念ということだが、元々投機筋が作り出した高値なので投機が引けば下がるだろう。ついでに金相場だがこれも安値更新のようだ。
日本ブログ村へ(↓)
https://novel.blogmura.com/novel_long/
週末15日のニューヨーク株式相場は、予想を上回る景気指標が相次いだことや原油相場の下落を好感し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比43.97ドル高の1万1659.90ドルと続伸して引けた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同1.15ポイント安の2452.52と反落して終了。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億6678万株増の11億7149万株。
朝方発表された7月の米鉱工業生産と8月のニューヨーク州製造業景況指数はいずれも市場予想を上回る伸びを記録。世界的な景気減速にも関わらず、米製造業が底堅く推移していることが確認され買い安心感が広がり、ダウは寄り付きで約94ドル高まで上伸した
だが、その後発表された8月のミシガン大学消費者景況感指数の伸びが市場予想を下回ると、ダウは急速に伸び悩み、一時マイナス圏に転じた。
ただ、原油相場の下落を好感して反発し、午後は小高く推移した。市場では「目立った経済指標の発表もない上、夏休みを取っている市場参加者も多く、相場は値動きがない」との声も聞かれ、当面は狭いレンジでの動きが続きそうだという。
ということでこれは概ね日本の状況と似通っているかも知れない。週明けも日本同様狭い範囲での押し合いになりそうだ。
そして為替だが、
週末15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、当市場では約7カ月半ぶりに一時1ドル=110円台後半まで下げた後、午後に入ってからは110円台半ばで小動きに推移した。午後5時現在は110円45―55銭と、前日午後5時(109円68―78銭)比77銭の円安・ドル高。
一方、ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.4659ドルまで下落し、約6カ月ぶりの安値をつけた。ユーロ圏景気の先行きに対する懸念が根底にあるほか、「原油相場の下落がドル買い材料」となった。
円に対してもユーロに対してもドルが上げている。原油が下がって行き場を無くした投機資金がドル買いに向かっているのか。
最後に原油だが、
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=113.77(-1.24 -1.08%)
NY金先物12月限(COMEX)(終値)
1オンス=792.10(-22.40 -2.75%)
15日のNY原油先物相場は下落。9月限は続落、1.24ドル安で取引を終えた。景気減速に伴う需要鈍化懸念が売りを誘発、9月限は一時3ドル超下落し、111.34ドルまで値を崩した。終盤には下げ渋ったが、大幅安で取引を終えている。金先物は下落。12月限は終値で800ドルを割り込み続落。800ドル割れは2007年10月以来の水準。
という具合に原油も下がり続けている。需要減少懸念ということだが、元々投機筋が作り出した高値なので投機が引けば下がるだろう。ついでに金相場だがこれも安値更新のようだ。
日本ブログ村へ(↓)
https://novel.blogmura.com/novel_long/