朝方公表の4―6月期国内総生産(GDP)の落ち込みで買いが手控えられる中、米国の金融システム不安と円高を嫌気した売りに押され、ほぼ全面安。日経平均株価は前日比280円55銭安の1万3023円05銭、東証株価指数(TOPIX)も同24.94ポイント安の1246.48と大幅続落した。
東証1部銘柄の12%が上昇し、下落は84%。出来高は19億3144万株、売買代金は2兆0130億円。東証の業種別株価指数(33業種)では、銀行業、輸送用機器、電気機器、医薬品が値下がりした一方、空運業、海運業が値上がりした。
朝方から売り一色。米国の金融システム不安でドル安円高が進み、大手銀行株や自動車株など主力銘柄が軒並み値下がりした。さらに、4―6月期GDPのマイナス成長で、景気回復が遅れるとの観測が広がり、押し目買いが入りにくかった。
東証1部に加え、ジャスダックなど新興企業市場でも売り物が目立った。日経平均株価は一時1万3000円割れまで下げたものの、「円高による業績悪化懸念で、急落した銘柄にも手を出せなかった」という。
夏休み期間中で海外投資家の動きが鈍っているとみられる。ただ、GDP統計で国内景気の悪化傾向が確認されたため、「海外勢が夏休み明けで市場に戻ってきたところで、持ってくるのが買い注文とは限らない」と、弱気な声が出ていた。
ちょっと上がると強気な予想、ちょっと下がるとすぐに弱気な予想になるのはどうしたことか。この時期株価が力強く上昇するなどということはあり得ないだろう。
材料としては原油は下げているが、米国金融システム不安とドル安が嫌われたようだ。どこも先行き不透明な状況は変らないようで方向感が定まらないようだ。
いずれにしても上げ下げはあっても当分の間、株価は1万3千円ラインを巡る攻防が続きそうだ。まあ状況に一喜一憂しないで落ち着いて成り行きを見て行く必要がありそうだ。
そして原油価格だが、
12日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国の根強いエネルギー需要減退観測に押されて3営業日続落、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前日終値比1.44ドル安の1バレル=113.01ドルで取引を終えた。
という具合に今日も小幅ながら下げている。この際だからもっと下げて1バレル100ドルラインに近づいてくれると良いのだが。
そして今日のトヨタはやはり下げて終わっているが、平均株価の落ち込みから見れば踏み止まった感が強い。さらに不況時の超優等生、三菱重工はこれもさすがに下げている。それでも500円の半ばを確保しているのだから立派なものだ。
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東証1部銘柄の12%が上昇し、下落は84%。出来高は19億3144万株、売買代金は2兆0130億円。東証の業種別株価指数(33業種)では、銀行業、輸送用機器、電気機器、医薬品が値下がりした一方、空運業、海運業が値上がりした。
朝方から売り一色。米国の金融システム不安でドル安円高が進み、大手銀行株や自動車株など主力銘柄が軒並み値下がりした。さらに、4―6月期GDPのマイナス成長で、景気回復が遅れるとの観測が広がり、押し目買いが入りにくかった。
東証1部に加え、ジャスダックなど新興企業市場でも売り物が目立った。日経平均株価は一時1万3000円割れまで下げたものの、「円高による業績悪化懸念で、急落した銘柄にも手を出せなかった」という。
夏休み期間中で海外投資家の動きが鈍っているとみられる。ただ、GDP統計で国内景気の悪化傾向が確認されたため、「海外勢が夏休み明けで市場に戻ってきたところで、持ってくるのが買い注文とは限らない」と、弱気な声が出ていた。
ちょっと上がると強気な予想、ちょっと下がるとすぐに弱気な予想になるのはどうしたことか。この時期株価が力強く上昇するなどということはあり得ないだろう。
材料としては原油は下げているが、米国金融システム不安とドル安が嫌われたようだ。どこも先行き不透明な状況は変らないようで方向感が定まらないようだ。
いずれにしても上げ下げはあっても当分の間、株価は1万3千円ラインを巡る攻防が続きそうだ。まあ状況に一喜一憂しないで落ち着いて成り行きを見て行く必要がありそうだ。
そして原油価格だが、
12日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国の根強いエネルギー需要減退観測に押されて3営業日続落、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前日終値比1.44ドル安の1バレル=113.01ドルで取引を終えた。
という具合に今日も小幅ながら下げている。この際だからもっと下げて1バレル100ドルラインに近づいてくれると良いのだが。
そして今日のトヨタはやはり下げて終わっているが、平均株価の落ち込みから見れば踏み止まった感が強い。さらに不況時の超優等生、三菱重工はこれもさすがに下げている。それでも500円の半ばを確保しているのだから立派なものだ。
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