米調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツが7日発表した08年の米自動車耐久品質調査は、ブランド別でトヨタ自動車<7203.T>の高級車「レクサス」が14年連続で首位となった。

米国で販売される自動車の耐久品質は全体で、前年比5%改善したという。同調査は、発売後3年を経た自動車の所有者に不具合を指摘してもらう形で、今年1─4月に実施。5万2000人以上から回答を得た。

レクサスは、3年間の不具合指摘件数が100台当たり120件で、前年調査から25件改善、業界平均の206件を大幅に下回った。

ブランド別2位は、フォード・モーター<F.N>の「マーキュリー」で、不具合指摘件数は、前年から17件改善し151件だった。

3位はゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>の「キャデラック」、4位は「トヨタ」、5位はホンダ<7267.T>の「アキュラ」、6位は前年調査で「レクサス」と同率首位だったGMの「ビュイック」。

車種別では、「レクサス」が6部門、「トヨタ」が5部門で首位となるなど、トヨタ自動車が圧倒的な強さをみせた。フォードとホンダも、それぞれ2部門でトップとなった。

トヨタ(レクサス)の品質、信頼性というのは大したものだな。考え方に合理的な傾向の強い米国ではその辺りが好まれるのだろう。しかし日本や欧州には車に対して別の考え方があるから車作りもなかなか厄介なものだろう。

特に欧州では自国製品嗜好と個性というものが好まれるので車の作りもまた変わったものになるのだろう。

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