海外株安や、国内外景気の先行き不透明感の根強さを受けて、日経平均株価は前日比18円52銭安の1万2914円66銭、東証株価指数(TOPIX)は同0.54ポイント安の1247.71と、ともに小幅ながら3営業日続落。円安、原油安に伴う買い戻しは続かず、朝高後、値を消す展開となった。
東証1部の下落銘柄は53%、上昇は41%。出来高は21億7417万株、売買代金は2兆3836億円だった。全33業種別の株価指数は、水産・農林業、鉱業、鉄鋼などが下がった半面、パルプ・紙、ゴム製品、その他金融業などが上昇した。
日経平均は、7月24日の直近高値(1万3603円)から約5%下落。テクニカル指標面で買いゾーンに近づいてきたこともあって買い戻しが入り、日経平均は一時1万3000円台を回復した。
年金とみられる買いが相場の支えとなる一方、1万3000円を上回ると戻り売りに押されてもみ合いとなったが、国内に手掛かり材料は乏しく、アジア主要国の株価指数も総じて軟調に推移。さらに5日は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きづらく、日経平均は次第に上げ幅を縮小させ、値を消した。
市場からは「そろそろ、いったんリバウンドしてもおかしくない局面に入っている」との声も聞かれるが、世界的な景気後退懸念がくすぶるだけに、「積極的に買っていける状況ではない」。
このため、外部環境が一段悪化しなければ、売り込む動きは乏しいが、「これまで底となっていた1万3000円が、逆に上値になる可能性もある」との指摘が聞かれた。
今の市場はどこが底値か探っているという状態か。下落も極めて小幅ということは買いと売りが入り組んでもみ合っているという感じだろうか。
このところ買えと言われても二の足、売れと言われても反発を考えると二の足、なかなか踏ん切りがつかないというところだろう。
1万2700円から1万2800円台辺りまで落ち込めば買い得感で買いが入って反発するんだろうが、場合によっては1万2500円台まで下げないと反発しないかも知れない。
これと言った好材料が見当たらない状況では1万2500円から1万3千円辺りでのもみ合いがこれからも続くのだろう。
そして原油価格だが、これが良いことに大幅に下げたようだ。それはこんな具合だそうだ。
週明け4日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)の供給量増加を背景に急落し、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は一時、電子取引で1バレル=120ドルの節目を割り込んだ。正午現在は、前週末終値比4.30ドル安の120.80ドルで取引されている。原油相場は先月11日に取引途中の史上最高値147.27ドルを記録した後、荒い値動きながらも下落基調が続いている。
終値ではなく瞬間だが1バレル当たり120ドルを割り込んだようだ。このまま一気に110ドルレベルまで下げると株価にもまた面白みが出てくるだろう。
今日のトヨタはさすがに少しばかり値を上げた。底堅いと言っているが、これだけ下がれば会社としてもある程度の株式介入はするのだろう。逆に三菱重工は小幅に下げた。しかしそれでもこの時期超優等生には変わりはない。
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東証1部の下落銘柄は53%、上昇は41%。出来高は21億7417万株、売買代金は2兆3836億円だった。全33業種別の株価指数は、水産・農林業、鉱業、鉄鋼などが下がった半面、パルプ・紙、ゴム製品、その他金融業などが上昇した。
日経平均は、7月24日の直近高値(1万3603円)から約5%下落。テクニカル指標面で買いゾーンに近づいてきたこともあって買い戻しが入り、日経平均は一時1万3000円台を回復した。
年金とみられる買いが相場の支えとなる一方、1万3000円を上回ると戻り売りに押されてもみ合いとなったが、国内に手掛かり材料は乏しく、アジア主要国の株価指数も総じて軟調に推移。さらに5日は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きづらく、日経平均は次第に上げ幅を縮小させ、値を消した。
市場からは「そろそろ、いったんリバウンドしてもおかしくない局面に入っている」との声も聞かれるが、世界的な景気後退懸念がくすぶるだけに、「積極的に買っていける状況ではない」。
このため、外部環境が一段悪化しなければ、売り込む動きは乏しいが、「これまで底となっていた1万3000円が、逆に上値になる可能性もある」との指摘が聞かれた。
今の市場はどこが底値か探っているという状態か。下落も極めて小幅ということは買いと売りが入り組んでもみ合っているという感じだろうか。
このところ買えと言われても二の足、売れと言われても反発を考えると二の足、なかなか踏ん切りがつかないというところだろう。
1万2700円から1万2800円台辺りまで落ち込めば買い得感で買いが入って反発するんだろうが、場合によっては1万2500円台まで下げないと反発しないかも知れない。
これと言った好材料が見当たらない状況では1万2500円から1万3千円辺りでのもみ合いがこれからも続くのだろう。
そして原油価格だが、これが良いことに大幅に下げたようだ。それはこんな具合だそうだ。
週明け4日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)の供給量増加を背景に急落し、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は一時、電子取引で1バレル=120ドルの節目を割り込んだ。正午現在は、前週末終値比4.30ドル安の120.80ドルで取引されている。原油相場は先月11日に取引途中の史上最高値147.27ドルを記録した後、荒い値動きながらも下落基調が続いている。
終値ではなく瞬間だが1バレル当たり120ドルを割り込んだようだ。このまま一気に110ドルレベルまで下げると株価にもまた面白みが出てくるだろう。
今日のトヨタはさすがに少しばかり値を上げた。底堅いと言っているが、これだけ下がれば会社としてもある程度の株式介入はするのだろう。逆に三菱重工は小幅に下げた。しかしそれでもこの時期超優等生には変わりはない。
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