日経平均株価282円22銭安の1万3094円59銭、東証株価指数(TOPIX)同30.69ポイント安の1272.93と、ともに3日ぶり急反落した。海外株安やドル安・円高など相場環境の悪化を受けて、投資家心理が冷え込んだ。内閣改造も材料視されず、全面安の展開だった。
東証1部銘柄の84%が値下がりした一方、上昇は12%にとどまった。出来高は20億9873万株、売買代金が2兆3026億円。業種別株価指数(33業種)では、鉱業、銀行業、その他金融業、建設業の下落率が大きく、値上がりはパルプ・紙、電気・ガス業などわずか3業種。
平均株価は終日、軟調な値動きだった。米国はじめ、アジア主要市場などの海外株安や1ドル=107円台半ばを付けた円高が、投資意欲を圧迫した。ほぼ終了した国内主要企業の4―6月期決算発表では、先行き企業業績への警戒感が意識された。1日夜(日本時間)には米国で今後の景気動向を占う上で重要な経済指標発表も控え、「買い手がまったく見当たらない」と、市場関係者もあきらめ気味。
内閣改造に関しては、国民人気の高い麻生太郎氏の自民党幹事長就任が決まったが、「人選だけではなく与党、政府として成長路線を描くことができる政策方針を打ち出せるのか慎重に見極める必要がある」として、材料視されなかった。
日経平均は短期的なトレンドラインとなる25日移動平均線(1日現在で1万3193円45銭)をあっさり割り込んだ。この日はかろうじて守った1万3000円の大台も、「盤石ではない」ようだ。
原油価格は下落したが、米国株安、円高など外的な要因が嫌われたのか平均株価は大幅に下落した。米国の経済指標を見るまでは買えないということなのか買い手が全く見当たらないという悲惨な状況のようだ。
この先、1万3千円台の維持も難しいなど悲観的な予想が幅を利かせているが、この間、株価は底を打ったと言ったばかりではないのか。しかし、相場というものはこんなものだろう。
原油価格は、
31日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エネルギー需要の減退観測を嫌気した売りに反落、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前日終値比2.69ドル安の1バレル=124.08ドルで取引を終えた。
というように一度小幅に反発したが、需要の先細りを嫌ってか、小幅ながら値を下げているのは良いことだ。
しかし、米国の販売台数下落など逆風吹きまくりのトヨタは今日も下げて4,610円と惨憺たる有様だが、こんなこともあるのだろう。当分は様子見しかないだろう。しかし優等生の三菱重工はこの逆風をものともせず9円も値を上げている。「菱重工がしっかり(株式新聞)」というが、この逆風の中、本当に拝みたくなるほど心強い底堅さだ。
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東証1部銘柄の84%が値下がりした一方、上昇は12%にとどまった。出来高は20億9873万株、売買代金が2兆3026億円。業種別株価指数(33業種)では、鉱業、銀行業、その他金融業、建設業の下落率が大きく、値上がりはパルプ・紙、電気・ガス業などわずか3業種。
平均株価は終日、軟調な値動きだった。米国はじめ、アジア主要市場などの海外株安や1ドル=107円台半ばを付けた円高が、投資意欲を圧迫した。ほぼ終了した国内主要企業の4―6月期決算発表では、先行き企業業績への警戒感が意識された。1日夜(日本時間)には米国で今後の景気動向を占う上で重要な経済指標発表も控え、「買い手がまったく見当たらない」と、市場関係者もあきらめ気味。
内閣改造に関しては、国民人気の高い麻生太郎氏の自民党幹事長就任が決まったが、「人選だけではなく与党、政府として成長路線を描くことができる政策方針を打ち出せるのか慎重に見極める必要がある」として、材料視されなかった。
日経平均は短期的なトレンドラインとなる25日移動平均線(1日現在で1万3193円45銭)をあっさり割り込んだ。この日はかろうじて守った1万3000円の大台も、「盤石ではない」ようだ。
原油価格は下落したが、米国株安、円高など外的な要因が嫌われたのか平均株価は大幅に下落した。米国の経済指標を見るまでは買えないということなのか買い手が全く見当たらないという悲惨な状況のようだ。
この先、1万3千円台の維持も難しいなど悲観的な予想が幅を利かせているが、この間、株価は底を打ったと言ったばかりではないのか。しかし、相場というものはこんなものだろう。
原油価格は、
31日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エネルギー需要の減退観測を嫌気した売りに反落、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前日終値比2.69ドル安の1バレル=124.08ドルで取引を終えた。
というように一度小幅に反発したが、需要の先細りを嫌ってか、小幅ながら値を下げているのは良いことだ。
しかし、米国の販売台数下落など逆風吹きまくりのトヨタは今日も下げて4,610円と惨憺たる有様だが、こんなこともあるのだろう。当分は様子見しかないだろう。しかし優等生の三菱重工はこの逆風をものともせず9円も値を上げている。「菱重工がしっかり(株式新聞)」というが、この逆風の中、本当に拝みたくなるほど心強い底堅さだ。
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