外部環境改善で買い戻し優勢となり、日経平均株価は前日比127円97銭高の1万3312円93銭、東証株価指数(TOPIX)も同15.61ポイント高の1303.35と、ともに続伸。ただ、後場は利益確定売りに押されて伸び悩んだ。
東証1部の上昇銘柄は73%に達し、下落は22%だった。出来高は20億2786万株、売買代金は2兆2627億円。業種別株価指数(33業種)は、不動産業、その他金融業、証券、商品先物取引業、銀行業、保険業が上昇した一方、鉱業が下落した。
前場は相場環境の好転を背景に大幅に値を上げた。しかし、後場に入ると高値圏でのもみ合いとなり、その後は利食い売りに押されて、上げは一服した。
為替相場は1ドル=107円台と円安・ドル高に振れている上、原油価格も下落しており、「市場の環境自体は悪くない」という。米国で前日、政府系住宅金融機関への支援策を盛り込んだ法案が今週中にまとまるとの見通しが示されたことを受け、金融株を中心に値を上げた。
ただ、ハイテク株の一角がさえないなど、「市場全体に買い安心感が広がっているわけではない」との指摘があった。
国内主力企業の4―6月期決算発表を控え、「先行き業績にどれだけ期待が持てるか決算を見極めたいというムードが強い」といい、本格的な上昇基調に転じるのはまだ先になりそうとの見方が主流のようだ。
外部環境の改善で買いが入っているが未だに先行きを気にして及び腰というところか。まだ出足が鈍いようだ。まああれだけ株が落ちれば様子を見たくもなるだろう。
当面は4-6月決算の結果を見たいというところだろうか。そして不透明の元凶の原油価格は、
22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、この日が取引最終日となった期近の8月物は前日比3.09ドル安の1バレル127.95ドルで取引を終えた。熱帯低気圧「ドリー」の進路が、米メキシコ湾岸の石油精製施設が集中する地域からそれる可能性が高いとの見方などから売りが出た。
一時は125.63ドルと6月5日以来、約6週間ぶりの安値を付けた。フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁のインフレ警戒的な発言などを受けて、ドルが対ユーロで上昇。ドル建てで取引される原油相場の割安感が後退したことも売りを誘った。ただ、23日に発表される週間石油在庫統計を見極めたいとの見方などから午後は下げ渋った。
ということでもう少し値を下げていけば株式市場にとって好材料となるだろう。実際の需要ではなく投機としての価格高騰なので何時かは落ちるところに落ちるだろう。
今日はトヨタが値を下げている。株価が上がっているのにどうしたことだろう。需要低迷で生産下方修正が響いているのだろう。三菱重工は今日も堅く値を上げて5百円台を回復している。小高くしっかりというところだろう。
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東証1部の上昇銘柄は73%に達し、下落は22%だった。出来高は20億2786万株、売買代金は2兆2627億円。業種別株価指数(33業種)は、不動産業、その他金融業、証券、商品先物取引業、銀行業、保険業が上昇した一方、鉱業が下落した。
前場は相場環境の好転を背景に大幅に値を上げた。しかし、後場に入ると高値圏でのもみ合いとなり、その後は利食い売りに押されて、上げは一服した。
為替相場は1ドル=107円台と円安・ドル高に振れている上、原油価格も下落しており、「市場の環境自体は悪くない」という。米国で前日、政府系住宅金融機関への支援策を盛り込んだ法案が今週中にまとまるとの見通しが示されたことを受け、金融株を中心に値を上げた。
ただ、ハイテク株の一角がさえないなど、「市場全体に買い安心感が広がっているわけではない」との指摘があった。
国内主力企業の4―6月期決算発表を控え、「先行き業績にどれだけ期待が持てるか決算を見極めたいというムードが強い」といい、本格的な上昇基調に転じるのはまだ先になりそうとの見方が主流のようだ。
外部環境の改善で買いが入っているが未だに先行きを気にして及び腰というところか。まだ出足が鈍いようだ。まああれだけ株が落ちれば様子を見たくもなるだろう。
当面は4-6月決算の結果を見たいというところだろうか。そして不透明の元凶の原油価格は、
22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、この日が取引最終日となった期近の8月物は前日比3.09ドル安の1バレル127.95ドルで取引を終えた。熱帯低気圧「ドリー」の進路が、米メキシコ湾岸の石油精製施設が集中する地域からそれる可能性が高いとの見方などから売りが出た。
一時は125.63ドルと6月5日以来、約6週間ぶりの安値を付けた。フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁のインフレ警戒的な発言などを受けて、ドルが対ユーロで上昇。ドル建てで取引される原油相場の割安感が後退したことも売りを誘った。ただ、23日に発表される週間石油在庫統計を見極めたいとの見方などから午後は下げ渋った。
ということでもう少し値を下げていけば株式市場にとって好材料となるだろう。実際の需要ではなく投機としての価格高騰なので何時かは落ちるところに落ちるだろう。
今日はトヨタが値を下げている。株価が上がっているのにどうしたことだろう。需要低迷で生産下方修正が響いているのだろう。三菱重工は今日も堅く値を上げて5百円台を回復している。小高くしっかりというところだろう。
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