日経平均株価は前日比255円60銭安の1万2754円56銭、東証株価指数(TOPIX)は同27.60ポイント安の1253.12と、ともに3営業日続落。米国の政府系住宅金融機関の経営問題をきっかけに信用収縮懸念が再び強まり、主力株中心に幅広い銘柄が売られた。

東証1部銘柄の71%が下落し、上昇は24%。出来高は19億2204万株、売買代金は1兆9885億円。東証の業種別株価指数は33業種中31業種が下落し、銀行業、証券、商品先物取引業、その他金融業、不動産業の下げが目立った。上昇は鉱業とパルプ・紙。

米株安を受け、日経平均は1万3000円を割り込んでスタート。アジア株も軒並み下落したため、後場に入ると下げ幅は300円近くまで拡大し、終値も4月1日以来3カ月半ぶりの安値水準となった。

米住宅金融機関の経営不安は地方銀行の破綻(はたん)懸念や、国内金融機関の損失拡大観測などに発展しており、「3月と同様、世界的な信用不安の連鎖となりつつある」状況だ。

 需給面の厳しさも増している。「日本株の買いの主役だった海外機関投資家も、リスク許容度が一段と低下している」といい、海外勢の慎重姿勢を裏付けるように、朝方の外資系証券経由の売買注文も9営業日連続で売り越しとなった。

「日米ともにテクニカル指標面では自律反発機運が高まっている」とは言え、原油高によるインフレ懸念など実体経済の不透明感は依然強く、買い手不在の状況はしばらく続きそうだ。

また落ちた株式市場だが、この混迷では仕方がないのかもしれない。1万2700円台はかなり厳しい数字だが、見通しが利かないこんな状況だから買い手もないだろう。

見てのとおりの状況で特にコメントもなくなってしまった。成り行きを見るより他に特段の手はないだろう。当面は成り行き任せということだろうか。

今日はトヨタは年初安値を更新した。4680円と言うのは予想もしなかった数値だ。5千円を切ったら超買い得と言うのが年初の予想だった。これも成り行きを見る以外にはないだろう。三菱重工も下げている。これもこの状況では何とも仕方がないだろう。

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