米政府の住宅金融会社支援策発表を受けて上伸する場面もあったが、インフレ高進懸念や景気の先行きに対する根強い不透明感から買い戻し一巡後は急速に値を消し、日経平均株価は前営業日比29円53銭安の1万3010円16銭、東証株価指数(TOPIX)も同5.19ポイント安の1280.72と、ともに小幅続落。
東証1部銘柄の54%が値下がりし、上昇は38%だった。出来高は19億3301万株、売買代金は2兆0998億円。業種別株価指数(33業種)では医薬品、海運業、電気・ガス業の下落が目立ち、鉄鋼、機械、その他金融業は値上がりした。
日経平均株価は一時150円近く値上がりしたが、買い戻しが一巡した後は力なく失速した。アジアの主要株式市場が総じて軟調に推移した上、為替相場も方向感のつかみにくい値動きで、積極的に上値を試すムードにはつながらなかった。400億円強成立した昼の時間外取引でも「機関投資家からの売りが優勢」だだったため、買い意欲の乏しさを確認させられる格好となった。
米政府が発表した米住宅金融会社の支援策が「株価の下支え役となった」のは確かだが、「震源地である米国市場の反応を見極めるまで早計には動けない」との見方が支配的。
15、16日に予定されるバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言や週末の米金融機関の4―6月期決算発表なども、「慎重に見守る必要がある」と、市場関係者の多くは先行き警戒感を捨て切れない様子。14日の東京市場は、外部要因の影響を受けやすい自立性を失った市場を象徴するような1日だった。
さっと値を上げれば利益確定が入って小幅に反落して終わった週明けの株式市場だった。原油高、ドルの伸び悩みと米国経済の先行き不透明など状況を見れば積極的に買い進む場面ではないかも知れない。
日本経済も減速と言うが、株式市場は外的要因ばかりが値動きの主役となり日本経済の主体性は全く失われているかのような状況だ。もう少し日本経済を信頼して相場を見てもいいのではないだろうか。
今日はトヨタが下落した。やはり外因を一番受け易いのだろうか。三菱重工は小幅ながら値を上げている。環境プラント、発電プラントなどの受注が好感しているのだろうか。頑張れ、三菱重工!
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東証1部銘柄の54%が値下がりし、上昇は38%だった。出来高は19億3301万株、売買代金は2兆0998億円。業種別株価指数(33業種)では医薬品、海運業、電気・ガス業の下落が目立ち、鉄鋼、機械、その他金融業は値上がりした。
日経平均株価は一時150円近く値上がりしたが、買い戻しが一巡した後は力なく失速した。アジアの主要株式市場が総じて軟調に推移した上、為替相場も方向感のつかみにくい値動きで、積極的に上値を試すムードにはつながらなかった。400億円強成立した昼の時間外取引でも「機関投資家からの売りが優勢」だだったため、買い意欲の乏しさを確認させられる格好となった。
米政府が発表した米住宅金融会社の支援策が「株価の下支え役となった」のは確かだが、「震源地である米国市場の反応を見極めるまで早計には動けない」との見方が支配的。
15、16日に予定されるバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言や週末の米金融機関の4―6月期決算発表なども、「慎重に見守る必要がある」と、市場関係者の多くは先行き警戒感を捨て切れない様子。14日の東京市場は、外部要因の影響を受けやすい自立性を失った市場を象徴するような1日だった。
さっと値を上げれば利益確定が入って小幅に反落して終わった週明けの株式市場だった。原油高、ドルの伸び悩みと米国経済の先行き不透明など状況を見れば積極的に買い進む場面ではないかも知れない。
日本経済も減速と言うが、株式市場は外的要因ばかりが値動きの主役となり日本経済の主体性は全く失われているかのような状況だ。もう少し日本経済を信頼して相場を見てもいいのではないだろうか。
今日はトヨタが下落した。やはり外因を一番受け易いのだろうか。三菱重工は小幅ながら値を上げている。環境プラント、発電プラントなどの受注が好感しているのだろうか。頑張れ、三菱重工!
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