海外株安を眺めてほぼ全面安の展開となり、日経平均株価は前日比326円94銭安の1万3033円10銭、東証株価指数(TOPIX)も同29.29ポイント安の1283.51と、ともに大幅反落。

東証1部銘柄の88%が値下がりし、値上がりはわずか8%にとどまった。出来高は19億5148万株、売買代金は2兆0904億円。業種別株価指数(全33業種)は鉱業、その他金融業、証券、商品先物取引業、機械、建設業の下落が目立ち、上昇は電気・ガス業だけだった。

信用リスク再燃やインフレへの懸念が一段と高まり、投資家心理が冷え込んだ。「来週以降の米金融機関決算などを見極めたい」として、手控えムードが強まる中、アジア主要株やシカゴ・マーカンタイル取引所の24時間取引システムGLOBEXの米株価指数先物が下落。これを受け、日経平均は先物主導で下げ足を速めた。下落幅は一時370円を超え、4月15日以来約3カ月ぶりに1万3000円を割り込む場面もあった。

日経平均は、12日連続安が始まった先月19日から1400円余り下落し、テクニカル指標面では「売られ過ぎ」の水準にある。ただ、外部環境が改善する兆しはうかがえず、「しばらく下値を探る展開が続きそうだ」と、悲観的な見方が広がっている。

まあ一日上がったと思ったら今日は大反落となった株式市場だ。一時は1万3千円割れまでしたらしいが今の状況を考えれば止むを得ないかも知れない。

日本の経済を考えれば確かに株安、売られ過ぎの傾向があるが、やはり経済を取り巻く環境を見ていれば不安になるのかも知れない。

サミットで首脳決議が出ても急に原油価格や穀物価格が安定して経済が好転するとも考えがたく、底値がどのくらいになるかまだ不透明だが、思い切って1万2500円ラインと予想しておくか。

今日は勿論トヨタも三菱重工もげっそりするくらい値が落ちたがこれも止むを得ないだろう。長い目で見ればまた盛り返すこともあるだろう。

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