アジア株が軒並み高となったことなどを受け、後場に買い戻しの動きが広がり、日経平均株価は前営業日比122円15銭高の1万3360円04銭と13営業日ぶり反発。東証株価指数(TOPIX)も同14.92ポイント高の1312.80と9営業日ぶりに反発した。
東証1部銘柄の62%が上昇し、下落は31%だった。出来高は17億6572万株、売買代金は1兆8038円。東証の業種別株価指数(33業種)では、銀行業、証券、商品先物取引業、その他金融業、不動産業の上昇率が高かった。空運業、パルプ・紙などは下落。
中国などアジア株が上昇し、為替もやや円安に傾いたほか、「欧州系証券経由で機関投資家の資金が銀行株などに入っている、との観測もあった」といい、東京市場はひとまず反発した。日経平均は前週末時点で、売買のタイミングを計る指標の「サイコロジカルライン」が買い時の目安である25%を大きく下回る0%に低下するなど、「枯れ切った状態だっただけに、ちょっとした刺激で買い戻しが入りやすかった」ようだ。
ただ、出来高、売買代金ともに活況の目安とされる水準には程遠く、「買い戻しの域を出ていない」という。来週後半から始まる欧米金融機関の4―6月期決算発表を前に信用不安も高まりやすい時期である上、原油高によるインフレ懸念も強いため、市場では「反発は一時的」など慎重な見方が依然多く、しばらくは下値不安を抱えた相場が続きそうだ。
久しぶりの反発で高値に後光が差しそうだ。しかし環境に変化があったわけではなく原油高も先行き不透明な状況なので下がり続けた株価に買い易感が出ただけだろう。
また何かちょっとしたきっかけで下がるのは目に見えているので久しぶりに上がったからと言ってこのまま上げ調子に移行するわけでもないだろう。市場の不透明と混乱はまだまだ続きそうだ。
今日のトヨタはやや値を戻して終わっている。米国の販売不振に加えて原材料高による値上げやガソリン高騰で車離れが進みそうだとか車産業の見通しは決して楽観できない。三菱重工も久しぶりに値を戻している。こちらは環境産業など時代の現状に沿った部門を持ち合わせているので先行きも車ほど悪くはないだろうが、それにしても原油や為替次第と言う感は否めない。
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東証1部銘柄の62%が上昇し、下落は31%だった。出来高は17億6572万株、売買代金は1兆8038円。東証の業種別株価指数(33業種)では、銀行業、証券、商品先物取引業、その他金融業、不動産業の上昇率が高かった。空運業、パルプ・紙などは下落。
中国などアジア株が上昇し、為替もやや円安に傾いたほか、「欧州系証券経由で機関投資家の資金が銀行株などに入っている、との観測もあった」といい、東京市場はひとまず反発した。日経平均は前週末時点で、売買のタイミングを計る指標の「サイコロジカルライン」が買い時の目安である25%を大きく下回る0%に低下するなど、「枯れ切った状態だっただけに、ちょっとした刺激で買い戻しが入りやすかった」ようだ。
ただ、出来高、売買代金ともに活況の目安とされる水準には程遠く、「買い戻しの域を出ていない」という。来週後半から始まる欧米金融機関の4―6月期決算発表を前に信用不安も高まりやすい時期である上、原油高によるインフレ懸念も強いため、市場では「反発は一時的」など慎重な見方が依然多く、しばらくは下値不安を抱えた相場が続きそうだ。
久しぶりの反発で高値に後光が差しそうだ。しかし環境に変化があったわけではなく原油高も先行き不透明な状況なので下がり続けた株価に買い易感が出ただけだろう。
また何かちょっとしたきっかけで下がるのは目に見えているので久しぶりに上がったからと言ってこのまま上げ調子に移行するわけでもないだろう。市場の不透明と混乱はまだまだ続きそうだ。
今日のトヨタはやや値を戻して終わっている。米国の販売不振に加えて原材料高による値上げやガソリン高騰で車離れが進みそうだとか車産業の見通しは決して楽観できない。三菱重工も久しぶりに値を戻している。こちらは環境産業など時代の現状に沿った部門を持ち合わせているので先行きも車ほど悪くはないだろうが、それにしても原油や為替次第と言う感は否めない。
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