日経平均株価は前日比27円51銭安の1万3237円89銭と12営業日続落し、東証株価指数(TOPIX)が同0.14ポイント安の1297.88と8営業日続落。前日のダウ工業株30種平均が反発したことなどを受け、前場は買い戻しが先行したが、その後はじりじりと値を下げる展開。アジア株も総じて軟調だったため、後場も売りが優勢だった。

東証1部の43%が下落し、上昇は49%だった。出来高は18億2840万株、売買代金は1兆9646億円。業種別株価指数(33業種)は、鉱業、不動産業、医薬品が下落した一方、鉄鋼、ガラス・土石製品、精密機器は上昇した。

米雇用統計など注目されていたイベントを通過。連日の下落による値ごろ感もあり、買い戻しの動きが見られた。ただ、4日は米株式市場が休場で、週末ということもあって、積極的にリスクを取る動きはなく、安値圏での小幅な値動きとなった。

原油価格の上昇になかなか歯止めがかからないため、「市場では一段のコスト圧迫懸念が広がり、企業業績への不安感が増している」という。3日に発表された6月第4週の投資主体別売買動向では、外国人投資家が13週ぶりに売り越しとなっており、「市場を支える外国人投資家の売買意欲が弱まってきている可能性もある」との声も聞かれた。

7日からの北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を控え、「原油の高騰に対する何らかの対策が出されれば、市場の基調が変わるきっかけになるかもしれない」との見方もあるが、実効性のある対策を示すのは容易でない上、信用不安もくすぶっており、しばらくは軟調な相場が続きそうだ。

もうどうしようもないと言う感じの株式市場、買いも売りも何とも手が出せないこう着状態から12連敗となった。やはり原油高は化石文明には致命的なようだ。

これはもう見ているしかないという他はない。しかしトヨタは小幅に値を上げている。落ち過ぎると買戻しが入るようだ。三菱重工は今日も落ちた。優等生も不調はあるのだろう。

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