相場環境の先行き不透明感から売り注文が続き、日経平均株価は前日比20円97銭安の1万3265円40銭と1954年4―5月にかけて記録した15日連続安以来の11営業日続落となった。東証株価指数(TOPIX)も同3.13ポイント安の1298.02と8営業日続落した。アジアの主要株式市場の堅調な値動きを受けてプラス圏に浮上する場面もあったが、取引終了にかけて値を消した。
東証1部銘柄の62%が値下がりした一方、上昇は31%だった。出来高は22億3881万株、売買代金が2兆5334億円。業種別株価指数(33業種)ではガラス・土石製品、卸売業、鉄鋼の下落が目立ち、不動産業、銀行業、陸運業は値上がりした。
日経平均株価は一時167円安まで下落したが急速に下げ渋り、「もみ合いながらも底堅さが出てきた」と、市場関係者からは前向きな言葉も聞かれた。
この日は、1ドル=105円台後半で始まった為替相場がやや円安方向に振れた。アジアの主要株式市場も落ち着いた値動きとなったため、下値不安感が和らいだ。市場関係者の間では「年金の買いが入ったとの観測がある」など、需給面からの下支え効果も指摘されていた。
ただ、プラス圏に浮上した後に再び値を消すなど、反発力の鈍さは相変わらず。原油相場など外部環境の先行きは依然として不透明で、「積極的に上値を買い上がる状況にはない」のが実情。
日経平均が200日移動平均線を下回った状態で長期間の続落が続いた場合、「自律反発してもその後は一段安になる傾向がある」との指摘も聞かれ、相場の先行きには警戒感が根強い。市場では、「しばらく調整局面から抜け出せそうにない」との見方が支配的となっている。
何と半世紀ぶりの11連敗と!下がり幅は小さいがこの先上げる要素も見当たらない状況だ。当面、このレベルでのもみ合い状態が続くだろう。なんとも手の打ち様がないというところか。
トヨタも三菱重工もさげているがこれでは下げるのも止むを得ないだろう。見ている他はないようだ。まあ長い眼で見ての話だから一局面で一喜一憂しても仕方がないだろう。
東証1部銘柄の62%が値下がりした一方、上昇は31%だった。出来高は22億3881万株、売買代金が2兆5334億円。業種別株価指数(33業種)ではガラス・土石製品、卸売業、鉄鋼の下落が目立ち、不動産業、銀行業、陸運業は値上がりした。
日経平均株価は一時167円安まで下落したが急速に下げ渋り、「もみ合いながらも底堅さが出てきた」と、市場関係者からは前向きな言葉も聞かれた。
この日は、1ドル=105円台後半で始まった為替相場がやや円安方向に振れた。アジアの主要株式市場も落ち着いた値動きとなったため、下値不安感が和らいだ。市場関係者の間では「年金の買いが入ったとの観測がある」など、需給面からの下支え効果も指摘されていた。
ただ、プラス圏に浮上した後に再び値を消すなど、反発力の鈍さは相変わらず。原油相場など外部環境の先行きは依然として不透明で、「積極的に上値を買い上がる状況にはない」のが実情。
日経平均が200日移動平均線を下回った状態で長期間の続落が続いた場合、「自律反発してもその後は一段安になる傾向がある」との指摘も聞かれ、相場の先行きには警戒感が根強い。市場では、「しばらく調整局面から抜け出せそうにない」との見方が支配的となっている。
何と半世紀ぶりの11連敗と!下がり幅は小さいがこの先上げる要素も見当たらない状況だ。当面、このレベルでのもみ合い状態が続くだろう。なんとも手の打ち様がないというところか。
トヨタも三菱重工もさげているがこれでは下げるのも止むを得ないだろう。見ている他はないようだ。まあ長い眼で見ての話だから一局面で一喜一憂しても仕方がないだろう。