円安を受けて企業業績に対する上方修正期待が広がり、日経平均株価は前日比226円40銭高の1万4435円57銭、東証株価指数(TOPIX)は同23.03ポイント高の1430.47と、ともに急反発。TOPIXは年初来高値を更新した。

東証1部の上昇銘柄は80%、下落は16%。出来高は26億4415万株、売買代金は2兆7205億円。全33業種別の株価指数は、輸送用機械、その他金融業、水産農林業などが上昇した半面、鉱業、鉄鋼、情報通信業などが下落した。

為替相場が円安方向に傾いているため、輸出関連株の買い戻しに拍車が掛かった。国内企業の業績上方修正に対する期待感が強まったほか、外資系証券13社経由による売買注文の買い越しが続くなど「外国人投資家の間に日本株の割安感が広がっている」ため、市場全体に買い安心感が広がった。

この日の取引では、米大統領選の民主党候補指名争いでオバマ上院議員が候補に確定したことを受け、同党が推進する環境関連政策にかかわる銘柄などにも買いが入り、日経平均は取引終了にかけて上げ幅を拡大。高値引けとなった。

ただ、今月中旬に米投資銀行の3―5月期決算を控え、「損失が拡大するかどうか見極めたい」とする向きは多く、様子見ムードの広がりから「上値は重くなる」との指摘も聞かれた。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり1370、値下がり278とほぼ全面高商状。出来高は26億4415万株。売買代金は2兆7205億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台前半(3日終値は1ドル=104円24銭)で取引されている。

円安の影響か、株式市場は大反発で今期最高値を記録した。しかしこうした外的な要因で株価が上がるということは同じく外的な要因で株価が大きく下がる可能性もあるということだろう。

原油高、原材料高が解消されたわけでもなく米国市場もまだまだ不確定要素が多い中、株価の乱高下はこれからも続くのだろう。

短期で株価が上下するということは時期を見て売らないと利益が出ないということだろうがまあ売ってみても数十万というレベルでは仕方がないかも知れない。

今日はトヨタが堅く値を上げた。三菱重工は最高値を更新中だがこれも良いことだ。環境事業が好感されていると言うことだ。頑張って欲しい。

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