手掛かり材料難から模様眺めムードが一段と強まり、日経平均株価は前日比183円87銭安の1万3709円44銭、東証株価指数(TOPIX)も同19.56ポイント安の1348.69とともに反落。
東証1部の下落銘柄は82%に達し、上昇は13%。出来高は20億3859万株、売買代金は2兆2923億円。業種別株価指数(全33業種)は鉱業、石油・石炭、非鉄金属、卸売業、ゴム製品の下落が目立ち、上昇はその他金融だけだった。
28日前場の東京株式市場は、下げに転じ、平均株価が前日比56円78銭安の1万3836円53銭と反落した。
連休明け27日の米国株高やドル高・円安に振れた為替市場、原油先物価格の大幅反落など外部環境の好転を受け、寄り付きは買いが先行。欧州経由での合計470億円の買いバスケット(売りバスケットは欧州経由で合計200億円)観測や、225先物に合計4500枚の買い注文との指摘もあり、平均株価は一時86円高まで上げ幅を拡大した。
ただ、「先物市場で1万4000円以上にかなりの売り圧力がある」といい、上値の重さを嫌気した売りに押され、マイナス転換。債券先物買い・株価指数先物売りの動きも見られ、指数を押し下げた。午前10時半ごろ、ロイター通信が「アルカイダ、ビデオで西側諸国への生物化学・核攻撃を呼びかけへ=米FBI(連邦捜査局)」と報じ、警戒感が高まったことも売り要因となった。
市場からは「決算発表も一巡し、国内に手掛かり材料が乏しい。鉄鋼の鋼材値上げ大筋合意などは買い材料だが、持続性がなくなってきている。海外勢からの買いも衰えてきており、上値の重さが意識される段階だ。原油先物価格も大幅反落したが、依然として高水準であり、ここから調整に入るとは言い切れず、不透明感が残る」との声が聞かれた。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり434、値下がり1129。出来高は8億8779万株。売買代金は9542億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(27日終値は1ドル=103円85銭)で取引されている。
28日後場の東京株式市場は、下げ幅を拡大。CTA(商品投資顧問業者)による債券先物買い・株価指数先物売りの動きが強まり、平均株価は前日比183円87銭安の1万3709円44銭と大幅反落した。
後場寄りは、やや下げ渋る場面もあったが、現物の商いが盛り上がりに欠ける中、先物市場への大口売りをきっかけに、下値模索の展開。「CTAによる債先・株先のアービトラージ(裁定取引)に相場が振らされている」といい、平均株価は一時227円安まで下押しした。
GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移した上、為替が朝方に比べドル安・円高に進み、1ドル=104円台を割り込んだことも手控え要因となった。
市場からは、「CTAに資金が集まっており、株式・債券・商品などの先物市場での運用が増えている。一方、現物市場の商いが盛り上がらないため、先物に振らされている。まだ下げトレンドが出たわけではないとみているが、ブレやすい相場が続くと現物市場では利益を上げ難いだろう」との声が聞かれた。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり226、値下がり1419と全体の82%強が下落し、全面安商状。出来高は20億3859万株、売買代金は2兆2923億円だった。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(27日終値は1ドル=103円85銭)で取引されている。
円安、原油安で環境はさほど悪くはないのだろうがさらに買い進めるほど市場に安心感が持てないと言うところだろうか。昨日反発した株価は今日はもう反落した。何とも目まぐるしい株式市場だ。
3日続伸反発の予想はもう崩れた。1万4千円台は重圧だと言うから当面は1万3800円辺りを境に上下するのだろうか。やはり株価に一番影響があるのはドルと米国株価の変動のようだ。
今日はトヨタが軟調で辛うじて5千円台を確保して終わった。それに引き換え三菱重工は小幅ながら株価を上げている。こりゃ三菱重工を主力で会を入れておけば良かったかも知れない。
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東証1部の下落銘柄は82%に達し、上昇は13%。出来高は20億3859万株、売買代金は2兆2923億円。業種別株価指数(全33業種)は鉱業、石油・石炭、非鉄金属、卸売業、ゴム製品の下落が目立ち、上昇はその他金融だけだった。
28日前場の東京株式市場は、下げに転じ、平均株価が前日比56円78銭安の1万3836円53銭と反落した。
連休明け27日の米国株高やドル高・円安に振れた為替市場、原油先物価格の大幅反落など外部環境の好転を受け、寄り付きは買いが先行。欧州経由での合計470億円の買いバスケット(売りバスケットは欧州経由で合計200億円)観測や、225先物に合計4500枚の買い注文との指摘もあり、平均株価は一時86円高まで上げ幅を拡大した。
ただ、「先物市場で1万4000円以上にかなりの売り圧力がある」といい、上値の重さを嫌気した売りに押され、マイナス転換。債券先物買い・株価指数先物売りの動きも見られ、指数を押し下げた。午前10時半ごろ、ロイター通信が「アルカイダ、ビデオで西側諸国への生物化学・核攻撃を呼びかけへ=米FBI(連邦捜査局)」と報じ、警戒感が高まったことも売り要因となった。
市場からは「決算発表も一巡し、国内に手掛かり材料が乏しい。鉄鋼の鋼材値上げ大筋合意などは買い材料だが、持続性がなくなってきている。海外勢からの買いも衰えてきており、上値の重さが意識される段階だ。原油先物価格も大幅反落したが、依然として高水準であり、ここから調整に入るとは言い切れず、不透明感が残る」との声が聞かれた。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり434、値下がり1129。出来高は8億8779万株。売買代金は9542億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(27日終値は1ドル=103円85銭)で取引されている。
28日後場の東京株式市場は、下げ幅を拡大。CTA(商品投資顧問業者)による債券先物買い・株価指数先物売りの動きが強まり、平均株価は前日比183円87銭安の1万3709円44銭と大幅反落した。
後場寄りは、やや下げ渋る場面もあったが、現物の商いが盛り上がりに欠ける中、先物市場への大口売りをきっかけに、下値模索の展開。「CTAによる債先・株先のアービトラージ(裁定取引)に相場が振らされている」といい、平均株価は一時227円安まで下押しした。
GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移した上、為替が朝方に比べドル安・円高に進み、1ドル=104円台を割り込んだことも手控え要因となった。
市場からは、「CTAに資金が集まっており、株式・債券・商品などの先物市場での運用が増えている。一方、現物市場の商いが盛り上がらないため、先物に振らされている。まだ下げトレンドが出たわけではないとみているが、ブレやすい相場が続くと現物市場では利益を上げ難いだろう」との声が聞かれた。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり226、値下がり1419と全体の82%強が下落し、全面安商状。出来高は20億3859万株、売買代金は2兆2923億円だった。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(27日終値は1ドル=103円85銭)で取引されている。
円安、原油安で環境はさほど悪くはないのだろうがさらに買い進めるほど市場に安心感が持てないと言うところだろうか。昨日反発した株価は今日はもう反落した。何とも目まぐるしい株式市場だ。
3日続伸反発の予想はもう崩れた。1万4千円台は重圧だと言うから当面は1万3800円辺りを境に上下するのだろうか。やはり株価に一番影響があるのはドルと米国株価の変動のようだ。
今日はトヨタが軟調で辛うじて5千円台を確保して終わった。それに引き換え三菱重工は小幅ながら株価を上げている。こりゃ三菱重工を主力で会を入れておけば良かったかも知れない。
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