前日の米国株高や円相場の安定推移など外部環境の好転を受けて買い戻しが入り、日経平均株価は前営業日比53円22銭高の1万4102円48銭、東証株価指数(TOPIX)も同15.89ポイント高の1393.28とともに続伸。ただ、手掛かり材料に欠けるため買い一巡後は伸び悩み、日経平均はマイナス圏で推移する場面もあった。

東証1部の上昇銘柄は66%、下落は29%。出来高は21億1908万株、売買代金は2兆6045億円。全33業種別の株価指数は、商品市況高が好感され、鉱業、石油・石炭、卸売業などの上昇が目立った半面、空運業、保険業、食料品などが下落した。

前週末から連休中にかけて米国市場や為替が落ち着いていたため、債券先物売り・株式先物買いの動きが見られた。現物株も主力銘柄を中心に買い戻され、日経平均は一時1万4200円台を回復。終値ベースでも1月11日以来、約4カ月ぶりの高値となった。

ただ、アジア主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、円相場も1ドル=104円台後半でのもみ合いが続くなど、一段高を目指すための材料には欠け、買いが一巡した午後の取引は、利益確定売りに押されて伸び悩む展開だった。

現時点では売り込む材料もないため、「相場が崩れるという不安は後退している」が、積極的な買いにつながる決め手も見当たらない。国内主要企業の2009年3月期業績見通しは慎重で、EPS(1株当たり利益)は減少傾向。「日本株は割安だとも言い切れず、当面は上値の重い展開が続く」との指摘が聞かれた。

今日は下げるかと思ったら続伸した。米国の株高とドルの安定が好印象だったのかも知れないが、やはり国内的にはこれと言った株価を上げる要因もないので後場は上げ渋る展開だったようだ。結局53円ほどの小幅な伸びに止まったのは止むを得ないところだろう。

今後の行方だがやはり1万4千円の前半でのせめぎ合いが続くのだろう。大幅に上げることはなさそうだと読んでいるがどうだろう。

今日はトヨタも三菱重工も底堅く値を上げた。特にトヨタはドルの安定のためかかなり値を上げて五千五百円台を回復した。 結構なことだ。

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