日経平均は大幅上昇。306.10円高の13452.23円(出来高概算8億7000万株)と直近戻り高値レベルを捉えてきている。
16日のNY市場では、半導体大手インテルのほかウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースなど金融大手の予想上回る決算が好感されNYダウは大幅上昇をみせ、シカゴ先物は13500円に乗せてきていたことから幅広い銘柄が買い気配スタートとなった。
ただ、今晩のメリルリンチや18日にはシティグループの決算を控え、これを見極めたいとするムードもあり、一時13495.94円と7日の戻り高値(13485.90円)を上抜いてきたもの、一気に上放れる流れにもならず、狭いレンジ内での膠着が続いている。
米金融リスクに対する警戒感が後退してきており、銀行、ノンバンク、証券、不動産といったこれまで売り込まれていた金融関連セクターがリバウンドを強めているほか、NY市場の大幅上昇から機械なども見直されている。
また、昨日のインテルに続き、IBMが決算評価の流れから時間外で強含んでいたことからハイテクセクターに対して強気ムードが高まってきている。そのほか、シカゴ先物が大証比較で300円超の上昇であったこともあり、インデックス買いなど指数連動の流れから国際優良株や値がさハイテク株などの上昇が指数に対するインパクトにつながっている。
一方、ディフェンシブの一角は物色の圏外に置かれている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1382に対して値下がり232、変わらず102と、値上がり数は全体の8割を占めている。
ようやく日経平均は上値抵抗線として意識されていた一目均衡表の雲下限を突破してきたほか、週初に陰転したパラボリックは早くも陽転してきた。
早期の反転によって陰転レベルも切り上がりをみせてきているが、一先ずシグナル好転は評価されよう。ただ、やや楽観的になってきている米金融リスクについては、やはりメリルリンチ、シティグループの動向を見極めたいとするムードは燻っており、積極的に上値は追いづらいところである。
また、13500円レベルからはある程度のボリュームを必要とするため、短期的な利食いにより下押す場面での押し目拾いや、材料株などへの短期的な値幅取り狙いは続きそうである。
一方、オーバーナイトポジションを取りに行く参加者は限定的であるため需給悪化は考えづらく、中東マネーの資金流入がこのところ観測されており、売り込みづらい状況である。上値追いは慎重ながら、売り込まれていたセクターなどへの買い戻しの流れは続くとなると、セクターとしては金融関連やハイテクへ向いやすそうだ。
やはり米国頼みの株式市場か。海外の株式の高騰に押されて日経平均も3日続騰と悪くはない。しかしどうせまた落ちるだろう。当面は1万3千円から1万3500円辺りでもみ合う展開になるのではないか。あまり国内では株価が著しく好転する要因もないので外国頼みの展開になりそうに思うがどうだろう。トヨタは久々に5千円台を回復、三菱は堅調に値を上げている。
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16日のNY市場では、半導体大手インテルのほかウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースなど金融大手の予想上回る決算が好感されNYダウは大幅上昇をみせ、シカゴ先物は13500円に乗せてきていたことから幅広い銘柄が買い気配スタートとなった。
ただ、今晩のメリルリンチや18日にはシティグループの決算を控え、これを見極めたいとするムードもあり、一時13495.94円と7日の戻り高値(13485.90円)を上抜いてきたもの、一気に上放れる流れにもならず、狭いレンジ内での膠着が続いている。
米金融リスクに対する警戒感が後退してきており、銀行、ノンバンク、証券、不動産といったこれまで売り込まれていた金融関連セクターがリバウンドを強めているほか、NY市場の大幅上昇から機械なども見直されている。
また、昨日のインテルに続き、IBMが決算評価の流れから時間外で強含んでいたことからハイテクセクターに対して強気ムードが高まってきている。そのほか、シカゴ先物が大証比較で300円超の上昇であったこともあり、インデックス買いなど指数連動の流れから国際優良株や値がさハイテク株などの上昇が指数に対するインパクトにつながっている。
一方、ディフェンシブの一角は物色の圏外に置かれている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1382に対して値下がり232、変わらず102と、値上がり数は全体の8割を占めている。
ようやく日経平均は上値抵抗線として意識されていた一目均衡表の雲下限を突破してきたほか、週初に陰転したパラボリックは早くも陽転してきた。
早期の反転によって陰転レベルも切り上がりをみせてきているが、一先ずシグナル好転は評価されよう。ただ、やや楽観的になってきている米金融リスクについては、やはりメリルリンチ、シティグループの動向を見極めたいとするムードは燻っており、積極的に上値は追いづらいところである。
また、13500円レベルからはある程度のボリュームを必要とするため、短期的な利食いにより下押す場面での押し目拾いや、材料株などへの短期的な値幅取り狙いは続きそうである。
一方、オーバーナイトポジションを取りに行く参加者は限定的であるため需給悪化は考えづらく、中東マネーの資金流入がこのところ観測されており、売り込みづらい状況である。上値追いは慎重ながら、売り込まれていたセクターなどへの買い戻しの流れは続くとなると、セクターとしては金融関連やハイテクへ向いやすそうだ。
やはり米国頼みの株式市場か。海外の株式の高騰に押されて日経平均も3日続騰と悪くはない。しかしどうせまた落ちるだろう。当面は1万3千円から1万3500円辺りでもみ合う展開になるのではないか。あまり国内では株価が著しく好転する要因もないので外国頼みの展開になりそうに思うがどうだろう。トヨタは久々に5千円台を回復、三菱は堅調に値を上げている。
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