14日後場の東京株式市場では、安値圏でもみ合い。平均株価は前週末比406円22銭安の1万2917円51銭と大幅反落し、1万3000円を割り込んだままで取引を終了した。

上海、香港などの中国株が「利上げに対する警戒感」から大幅安となり、シンガポール取引所(SGX)で225先物売りが先行。後場寄り付きに100億円の売りバスケットが観測されたうえ、先物市場への大口売りもあり、一段安。

その後は突っ込み警戒感からやや下げ渋ったが、為替市場で1ドル=101円割れとドル安・円高に振れたことが手控え要因として意識され、平均株価は1万2900円を挟んで方向感に乏しい展開となった。値下がり銘柄数は全体の84%強に達するなど全面安商状。出来高は実質今年最低を記録し、薄商いだった。

市場からは、「足元は平均株価1万3500円水準までの上昇に対するスピード調整であり、想定の範囲内。決算発表を前に手控えムードが強いことも要因だろう。

特に原材料高や為替、サブプライムローン問題に絡む業種には手を出しづらい。目先はテクニカルで下値のフシ目としてとらえられている25日移動平均線を維持できるかが注目される」との声が聞かれた。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり225、値下がり1455。出来高は15億777万株。売買代金は1兆8683億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台後半(11日終値は1ドル=101円80銭)で取引されている。

まあこのくらい下がることは折込済みだが、よくもジェットコースターじゃあるまいしよくも乱高下するものだ。

そんなにちょこちょこ売り買いして儲かるのだろうかと思うが零細投資家でなければ少しの上下で大きく利益が動くのだろう。

この調子だとまた明日は上げるのだろうか。それにしてもトヨタが下がること、世界の超優良企業なのにどうしたことだろう。三菱重工も小幅に下げてもう持ち株ボロボロだな。でもここが我慢の為所だからもう少し様子を見ていこう。

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