27日の日経平均株価は続落。米国株市場で金融株の下落が目立ったことや、為替市場で円高・ドル安がやや進行したことを受け、朝方から金融株、輸出関連株などに売りが先行した。

その後は心理的節目12500円処では年度末のドレッシング買い期待で下げ渋ったが、方向感を欠く展開となり、朝方割り込んだ5日線処の12600円を大引けにかけて辛うじて上回った。

大引け概算の日経平均株価は前日比102.05円安の12604.58円。東証1部市場の売買高は1673.36百万株、売買代金は1兆9215.63億円。

騰落銘柄数は値上がり684、値下がり934、変わらず98。業種別は33業種中、値上がり10業種、値下がり23業種。海運業、陸運業、鉱業などが上昇。一方、輸送用機器、電気機器、証券・商品、銀行業などが下落。

あまり積極的に商いをする要素がない。模様眺めで勢いがない。ANAの発注を受けてMRJの開発が正式に決まった三菱重工だが、辛うじて値を保った。そしてトヨタは大きく値を下げた。主力のトヨタが勢いのないのは痛い。特に下げる要素もないのだが輸出企業が嫌われた感がある。

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