26日後場の東京株式市場では、平均株価は前日比38円59銭安の1万2706円63銭と反落。手掛かり材料に乏しい中で、後場中盤までは方向感に乏しくもみ合い。

午後2時20分ごろから先物主導で戻り歩調を強め、配当権利落ち分(100円前後)の3分の2を取り戻したが、完全には埋めきれなかった。手掛かり材料に欠ける中で売買が限定され、出来高、売買代金ともに実質今年最低を記録するなど引き続き薄商いとなった。

市場からは、「動きに乏しい展開が続いている。年度末を控え機関投資家が動けないうえ、個人投資家も今回の戻りに対し、また下がるのではと疑心暗鬼になっているようだ。

テクニカルでは、直近で平均株価、TOPIXともに前日までで5陽連(ローソク足が5本連続の陽線)を示し、底入れを示唆する一方で、短期的な高値警戒感があることも確か。

4月1日の日銀短観は悪化が予想され、3月17日安値からの戻り歩調は頑張っても3月いっぱいだろう」との声が聞かれた。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり700、値下がり912。出来高は15億7529万株。売買代金は1兆7815億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台前半(25日終値は1ドル=100円54銭)で取引されている。

積極的に売り買いする要素の乏しいのだろう。小幅に上げると利食い売りが入って株価が下がる。今日は小幅に下げたが自動車株は売られたようでトヨタはかなり下げている。おまけに三菱重工も下げた。でもここは様子見だろう。どうも他にはいい手がないようだ。

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