24日後場の東京株式市場では、引けにかけ売り物に押され、平均株価は前週末比2円48銭安の1万2480円09銭と4日ぶりに小反落した。

海外市場の休場に伴って「外国人投資家からのフローは限定」(米系証券)され、出来高、売買代金ともに連日で実質08年最低を記録するなど商い閑散。中で「先物市場では執拗(しつよう)に上値を抑える向きがある」といい、上値の重い展開が続いた。

午後2時50分以降には現物、先物ともに売りが出て、平均株価は引け際、小幅安に転落。「きょうは日計り組が多かったことの証左」(トレーダー)との声が聞かれたほか、3連休明けとなる今晩の米国株式市場を見極めたいとする見方も多く、手じまいに傾いた。

 市場からは、「期末接近ということもあり、手控えムードが強い。上値下値を売り買いするには手掛かりに欠け、上昇局面でもショートカバー(売り方の買い戻し)主体といった印象だ。

目先は平均株価1万3000円前後をメドに戻りを試すと見るが、国内に材料はなく、欧米株価や為替など外部要因に引き続き注視」との声が聞かれた。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり874、値下がり729。出来高は16億768万株。売買代金は1兆7828億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台後半(21日終値は1ドル=99円66銭)で取引されている。

そうだなあ、為替や外国市場に影響される株式市場だな。国内は悪くもない、良くもないといったところか。これから先、ぐいぐいと力強い右肩上がりは望めそうもないから外因で左右される市場模様なのかも知れない。トヨタも三菱重工も今日も値が上がっている。

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