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4日の日経平均株価は前日比ほぼ変わらず。前日の大幅安に伴う値ごろ感から朝方はショートカバーが優勢となった。ただ買い戻し一巡後は上値の重さから下げに転じ、2月12日安値12923円を割り込む場面もあった。

その後は円高一服をひとまず好感する反面、アジア株市場の軟調推移もあり、手掛かり材料に乏しい展開となった。

次第に模様眺め気分が強まり、大引けにかけては13000円を挟んで膠着した推移を辿った。大引け概算の日経平均株価は前日比0.10円高の12992.28円。

東証1部市場の売買高は2087.11百万株、売買代金は2兆3744.05億円。騰落銘柄数は値上がり514、値下がり1097、変わらず117。

業種別は33業種中、値上がり10業種、値下がり23業種。卸売業、海運業、その他製品などが上昇。一方、不動産業、石油・石炭、小売業、ゴム製品、パルプ・紙などが下落。

円高、ドル安、原材料、原油の高騰、米国市場での株安、株価の好転に向う要素は全くない。この先米国の景気後退、ヨーロッパ、アジアの株安などマイナス要素が重なれば一気に1万2500円割れもあり得るか。

いずれにしても米国の株式市場と円の対ドルレートにかかっているのかもしれない。こうなると日経平均の底値は1万2500円を巡るラインとなるか。

今日も輸出企業が嫌われたかトヨタは下げた。遂に原価割れになった。逆に三菱重工は上げた。環境産業が買われたのか。明日も1万3千円ラインでのもみ合いが続くのか。

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