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3日後場の東京株式市場では、引けにかけ売り圧力が強まり、平均株価が前週末比610円84銭安の1万2992円18銭と安値引けに3日続落。終値で1月23日以来の1万3000円割れとなった。

一部銘柄への押し目買いや先物市場への買い戻しでやや下げ渋る場面があったものの、戻りは限定的。アジア株式市場がさえず、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)でも米株価指数先物が軟調に推移した上、現地3日に2月米ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数発表を控えて、買い注文が入りづらい中、徐々に売り物がちとなり、引け際インデックス売りに一段安となった。値下がり銘柄数は全体の93%強に達し、全面安で取引を終えた。

市場からは、「今週は米経済指標の発表が多く、動くに動けない。目先では現地3日の2月米ISM製造業景況指数が注目度が高い。コンセンサスでは48だが、さらに下ブレした場合には米経済のリセッション(景気後退)入り懸念が強まり、ダウ工業株30種平均で1万2000ドル割れとなる可能性もある。

そうなれば平均株価も今年1月安値近辺までの下落が想定され、買うに買えない」との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり91、値下がり1615。出来高は21億2602万株。売買代金は2兆4795億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円前後(前週末終値は1ドル=104円33銭)で取引されている。

円高、ドル安の影響をもろに受けて1万3千円割れの週明けの株式市場、輸出産業がもろに影響を受けて大幅安になった。トヨタも午前中は3百円に近い大幅安で購入以来の原価割れとなった。しかし午後には買い得感からかやや持ち直して5,560円で今日の取引を終えた。三菱重工も42円安の457円とこれも大幅に値を下げた。

この先どこまで値を下げるかそれぞれ見方もあるようだが、大体1万3千円から1万2500円辺りと見る証券会社が多いようだ。やはりその辺りまで下げると買い得感が出てくるので買戻しが入るとの予想なのだろう。

1万2500円辺りまで下げてくれるともう少し買い足したい欲求に駆られるだろうが、まあ資金の問題もあるので当分は様子見だろう。どちらにしてもこの先も不安定な市場模様が続くのだろう。この先売り買いが錯綜しての乱高下も当然ありうるだろう。下手をするとかなりの減益(百万くらいか)ということもないとは言えない。

まあ、慌てずにじっくりと状況を見て行こう。元々儲けよりも株を持って経済の勉強のつもりだったのだから。

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