これは数的に主力の74式戦車の代替なのだろうが、90式戦車よりも重量を軽減して火力を強化し、しかも同等の防御力を備えたものとなった。特にエレクトロニクスには力を入れておりおそらく世界でも最先端のC4I能力を備えているものと思われる。
それでも外観は特に革新的なものはなく量産効果で価格の下がった90式の改良で十分に対応可能と思われるがどうなのだろう。これはあくまでも素人判断でそれ以上でも以下でもないのだから。
軽量化で戦略的機動力が上がり日本の地形でもなかなか使いやすい戦車と言うが、取り敢えず予算が取れるなら新しい物を作って実績を作っておきたいという官僚的発想ではないかと勘ぐりたくなるのも止むを得ないだろう。
しかし戦車の総数を600両(今後開発が予定されている装輪装甲戦闘車も含めて)に制限されているので出来るだけ性能の良いものを欲しいという気持ちも分からないでもないが。いずれにしても高価な買い物になるのだろうから将来のライフサイクルも含めて本当に良いものを開発してもらいたい。
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