日経平均、TOPIXともにひとまず下げ止まった。ただ、米国では信用不安が解消されていない上、景気後退懸念も増している。国内に目を転じても、今期業績の下方修正を発表した上場企業は既に100社を超えるなど先行き不透明感が強まっており、需給面でも財務省発表の対内株式投資は売り越しが続くなど、市場を取り巻く環境に目立った改善は見られない。
「前日までの急落でひとまず短期的な過熱感は後退したが、まだ買いゾーンではない」(別の大手証券)との声も聞かれ、底入れを確認するまでにはまだ時間がかかりそうだ。
トヨタはさすがに底がしっかりとしている。三菱重工も何とか値を保っている。しかし不安材料は解消せず、まだまだ当分混沌とした底の見えない状態が続きそうだ。
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