このところ数年冬とは言っても馬鹿みたいに暖かい冬ばかり続いていて温暖化の影響かとあまり心地良くなかった。
今年の冬は寒いと聞いてちょっと安心したのだが実はそうでもないようだ。早い冬の到来も温暖化に関係があるらしい。
バングラデシュでは台風で大被害だと言うが、これも温暖化の水位上昇と水温上昇がからんでいるようだ。しかも低地のバングラデシュだから水かさが上がったところに大波が来ればひとたまりもない。
北極の氷はこれまでないほど減少したようだが、はるかマリアナ沖で発生していた台風が九州の西や本州の南で発生するようになって来た。
そのうちにこれまでなかったようなでかい台風が日本にもがんがんとやって来て東京、大阪などの海抜0メートル地帯などは大きな被害を受けるだろう。
植生も変わって農作物も取れなくなり世界的な食物危機にも自給率の低い日本などはとても耐え切れず自然災害に飢餓地獄、そんな状況で一体この国はどうするのだろう。
国内に目を転じれば相変わらず政権を巡るごたごたが続き、政党は国民そっちのけの愚かな政権争いに血道を上げる。国の基本方向さえ決められない国家の態をなさないごたつき国家に成り下がっている。
外交でも東シナ海でのガス田開発では中国に「試掘をしたら軍艦を出す」と恫喝され、北朝鮮には相手にもされずに嘲られ、6カ国問題ではアメリカには切り捨てられる。
今の政治家を見ているとこの程度ならちょっとレクチャーでも受ければ誰でも出来そうな気がする。閣僚も総理大臣も体さえ丈夫なら何とかなりそうだ。素人にそんなことを思わせるほどこの国の政治はレベルが低くなっている。
官僚も自己保身と自己の利益を守ることに汲々としていて行政も何もあったものではない。本当の厳冬は天候気候の話ではなくてこの国の政治家の頭と政治の状態なのかも知れない。
国民に対しては「正直にそして誠実に対応」し、他国に対してはお互いの尊厳を認めながら厳然と言うべきことは主張して国家の利益と地域の安定を図ることが政治の役割であり行政のあるべき姿ではないのか。
馬鹿に力んで二大政党制とか政権交代とか言っているがどっちでもいいからしっかりとした政治をしてくれと言うのが本音ではないのだろうか。まあ身の周り数メートルしか見えない愚かな政治家にはそんなことを言っても分からんだろうが。
腹立ち紛れに休もうと思ったが今日もブートキャンプをやってしまった。これで5ヶ月目を終えて6ヶ月目に入る。よく続くものだがこれも減量と言うよりは僕にとっては一種のアンチエイジングなのかも知れない。
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