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参議院で民主党が多数を取ってから政治が捩れ現象を起こして国会の機能が停止したようになってしまっている。

参議院で多数を取ってまるで鬼の首でも取ったような気になっている民主党はこの際一気に政権交代を目論んでいるのだろうが、そのためかなんでも反対の反体政党に成り下がって政治を停滞させる原因となっている。

主義主張は結構だが政治は一体何のためなのか。政権を取るためならば国の政治が停滞しても構わないというのか。政党あって国家滅ぶのでは帝国陸軍と同じではないか。日本の政治は帝国陸軍の伝統を受け継いでいるのだろうか。

政策はいろいろあっていいと思う。存分に議論して良い政策を打ち出していただきたい。しかし国の根幹にかかわる政策方針まで反対反対では55年体制の何処かの政党と同じではないか。

国の根幹にかかわる外交や国民生活にかかる政策は歩み寄るくらいの柔軟性があってこそ政権を担うに足る政党としての資格ではないか。

テロ支援に参加していた海上自衛隊の法律の期限切れによる撤退など世界に赤っ恥を晒したようなものだ。他の同盟国は「あらら、本当に帰っちゃったよ。やっぱり日本は当てにならねえなあ」とそんな気持ちになったことだろう。

こんな状態に危機感を持ったのか、自民党元老を中心に大連合など持ち出したが、そして小沢氏が自民党を離れた時に最終目標はこの大連合ではないかと思ったこともあったが、さすがにまだ時期尚早だろう。また憲法改正以外の政策にとってそれが良い方法だとも思えない。

まあ政党がこのレベルというのはそもそも国民の民度がその程度ということで基本的に変化を嫌い多数に同調し易い日本人には二大政党制等というものがあまり馴染まないのかも知れない。

何度繰り返しても飽きない産官癒着や政治と金も問題もそうだが、政治のレベルの低さも何度恥をさらけ出しても治らないのはやはりこの国の人間達が身の周り数メートルの範囲くらいしか見ていないからだろうか。

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