軍隊のような組織ではすばやい動作というのは命を守るためにも絶対必要条件だから入隊後はこのような筋力増強プログラムを一定期間やらせて基礎体力をつけてからいろいろな戦闘訓練を行わせるのだろう。大体相応の体力がないと武器や装備を背負って駆け回るなんてことは出来ないだろう。こういうところは警察、消防、海保など体力勝負のところはどこも似たり寄ったりの基礎トレーニングをさせるようだ。
大体、減量というのは、
（摂取カロリー）－（消費カロリー）＝ＸＸＸ
という単純明快かつ客観的にして厳然とした公式によって決まるものだ。だからダイエットプログラムというのは真砂の数ほどもあるんだろうが、楽で簡単な減量というのはあり得ないと思っている。何かを飲んだり脂肪層を震わせたり電気刺激を与えたりしても絶対に痩せることはない。体を動かしてカロリーを消費するような動的にきついことをするか摂取カロリーを制限するような静的にきついことをするかどちらかだと思う。
それでは何が良いのかというと自分自身がプログラムの効果が出るまでそのきつさに耐えられる方法が一番良いのだろう。どんなに評判が良いと言っても自分が耐えられないことでは全く意味がないので自分に合った方法を選ぶことが一番大切なことなんだろう。
方法もそうだけれどやる時間もあるだろう。あまり長くては飽きるし疲れるし、第一、勤めをしているとそんなに時間がない。運動自体もあまりきついと投げたくなってしまうし、歩いたり走ったりするのは単純過ぎて飽きてしまうしなかなか難しいところだ。
ブートキャンプはテンポが速いのであれよあれよという間に時間が経つし、（これはちょっと疑問だが）、運動の種類が多いので飽きない。時間も５０分というのがちょうど良い。あれよりも短いと運動量に問題があるだろうし、長いと倒れてしまうかも知れない。
そんな訳で効果も出ているし長続きしそうだが、減量は皆そうなんだろうが、これって何時まで続けるんだろう。アメリカで販売されている２００６年版がもうすぐに出るというので今度はそれを買うか。まあ先のことはとにかく当面の目標達成のためにがんばろう。