新年早々気付いたことを。
私はアラサーです。

私の人間としての能力は並。
そう思っていました。
特に基準はない。でも、集団の中で生活できていて輪を乱すことなく生きてこられた。

これが私の中での並という感覚だった。
並、とか言っておきながら
なかなか自分中心で、
私に出来ることは、みんな出来て当然。

そう思ってました。
それは、自分よりすごい人たちが沢山いるし
自分が普通だと思っていたから。

学生時代アルバイトをして
後輩教育を任された時、
なんで、この人はこんな簡単なことできないの?
と疑問に思うことがあった。

でも、学生時代はその先は考えなかった。
社会人になって数年、やっと分かった。
あの人には簡単なことじゃなかったことを。
本当にこの歳で気づくなんて恥ずかしいけど、
人は一人一人抱えられる量が違うことを。

社会人になって、後輩が
もうだめです、といってきた時
何いってんの!とりあえず3年は続けてみないと分かんないよ!と説得した。

たしかに、私自身3年続けて分かったこともある。でも、むしろ分からないことの方が多い。

あの時なぜ、もっと親身に後輩と向き合わなかったのか。すごく後悔した。
わたしには後輩が元気に見えた。
だから、甘えだと思った。
(後輩は結局休職した)

いや、むしろ甘えでしょ!と
本気で言う大人の方が多いだろう。
これだからゆとりは〜なんて言われて。

これだからゆとりは〜といってる人は
自分には出来るんだからあなたにもできて当然
と言うタイプなんだろう。きっと。

私たちはたしかにゆとり教育を受けた。
お陰様で、心にゆとりを持たせようと必死です。
先日ついにわたしも仕事のキャパシティを超えた。

後輩は、こんな気持ちだったのか。
初めて分かった。
前まではクヨクヨしてもその日だけで
翌日はよし、また頑張ろう。

そうなれたのに

突然キャパシティオーバーが来た。
前触れなく、突然。

でも

上の人たちからは
甘えと思われてしまうから言い出せない。
むしろ、甘えなのかもしれない。本当に。

甘えだ!と言う人たちは
キャパシティオーバーがこなかったのか?
違う。絶対あるはず。

キャパシティオーバーから
這い上がることが出来ただけ。
這い上がることが出来たから、
這い上がることが出来ると思われる。
だから這い上がるしかない。

今一度ちゃんと見て欲しい。
すべての人にそれが通用するわけじゃない。

俺たちがやってこれたことは、お前らにも出来るはずだ!
っていうけど、そうじゃない人もいる。
でもできないと、甘えだとか根性が足りないとか色々言われる。

何か別の方法を提案したりは、しない。

あなたが月に100時間残業が耐えられても
あの人には耐えられないかもしれない。

あなたが怒られた時、ムカついても
あの人は怒られた時、落ち込んでるかもしれない。

こんなにゆとりな考え方でごめんなさい。
とりあえずわたしは絶賛
キャパシティオーバー中ガーン
キャリーオーバー中みたいになってるけど 笑

生きることって難しいね。
人生の大半、人は働く。
だからこそ、もっと楽しく
気楽にできたらなぁなんて思った

ゆとりな年明けでした口笛