ふらっと予約なしにSNSで評判の店に行ってみた。

開店してすぐで、お客さんは誰もいない。

「予約してないんですが、入れますか?」と聞くと、カウンターは空いているとのことで、入室できた。

若いスタッフが10名前後、それに年配の人が数名いた。

若い人が多いので、元気な「いらっしゃいませ」の声が聞こえてくるかと思いきや、聞こえなかった。

オープンキッチンで、スタッフの様子が一望に収まる。

オープンして2ヶ月以上経っているはずだ。

通常なら慣れてきてスムーズにレギュレーションが進んでいても良いが、オープニングスタッフが辞めてしまったのか、バタバタ感が否めない。
年配の方はオーナーそして、そのお母さんのように見えた。
急に店に出てくる非常事態になったのか、二人とも見ていて動きがぎこちない。

 

全く慣れてないタイミーのアルバイトが数名入っている感じもした。

そのため皆、目の前の業務にばかり目がいき、お客を見る余裕がない。

笑顔がなく、顔に緊張感が漂っていた。

 

広いホールなのに、ホールスタッフも常時いるのが1名、そしてオーナーの娘さんぽい人が別のユニフォームを着て後ろの方にいた。

常時いる方も、あまり慣れていない。

日本酒が数種類あるので、辛口はどれですか?と聞くと少々お待ちくださいと、ホールの端の方に向かった。

なんと自身の携帯でGoogle検索しているようだった。
そして数分後、再び近づいてきて、〇〇ですと紹介してくれた。
それを注文して飲んだが、辛口の美味しいお酒で和食の料理とも合った。
普通なら店の上の人が分かっていても良いはずで、聞いてみますねとなるはずだが、準備にピリピリしているので聞きづらかったのかもしれない。

 

これは料理は期待できないなと思っていたら、フランチャイズ店(たぶん)らしくマニュアルがしっかりしているのか、どれも美味しい料理だった。
スタッフのレギュレーションが良ければ、場所も良く、ヒットするお店だと思うが、笑顔がないピリピリ感では美味しい料理やお酒も価値が下がってしまう。

これは歯科医院でも同じだなと思った。

いくら院長や歯科衛生士が良い技術を提供しているとしても、感じが悪かったら患者さんは離れる。

僕が歯科医師になりたての25年以上前は、歯科医院が少ない時に開業した先生が全盛で、腕だけあれば良いんだよみたいな先生がおられた。逆に腕はなくても、ニコニコしていれば患者さんはいくらでもくると言っていた先生もいた。

今は、そういう時代ではなく、医療と経営の両立が求められている。

明日は我が身と思い、来院して下さった方には、スタッフと共に気持ち良く対応していきたい。

明日も皆さまと共に、良い一日です。

 

写真は、本文と全く関係なく、先日行った高嶋ちさ子さんと12人のバイオリニストの最後です。高嶋さんの軽快なトークと、皆さんの素晴らしい演奏、構成で2時間あっという間でした。