マイクロスコープの本当の使い方が、少し解った週末でした... | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

昨日、山梨の秋山先生のマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)ポジショニングコースから戻りました。

今日から、さっそく診療に活かし始めました。

ルーペ(拡大鏡)だと上手くいくCR充填や形成といった治療が、マイクロスコープを使うと、途端に上手くできない場合がありました。

週末の二日間、徹底的にポジショニングをご指導頂き、本当の使い方が、少し解りました。

少しというのは、とにかく今から日々、実践しないと身につかないと感じているからです。

今春、43歳になるオジさん歯科医師、身につけられるように日々精進しますガッツ


マイクロスコープというと、ミラーテクニックというのが今まで主流でしたが、それが、これから変わってくるのでは?と僕は思います。

もちろんミラーテクニックも大切なのですが、治療の精度を考えると、やはり鏡越しに治療をするよりも直接見て治療した方が良いと、ほとんどの先生が思うのではないでしょうか?

ミラーを左手に持たなければ、両手で治療ができますから。

患者さんからしても、鏡越しに治療されるよりも、直接しっかり見て治療された方が良いのでは?

そうすると、どんな治療にもつかえるマイクロスコープには、可動域がある製品しか、あまり使えないと僕は考えています。

確かに高い製品でしたが、pico MORAにして、本当に良かったと思います。

6月からは歯科衛生士達も順次学ぶので、1台では足りなくなります。

今年、2台目、購入ですビックリマーク
(大蔵大臣にしおかすみこには、まだ了承を得ておりませんが...)


5年、10年後、日本の歯科界に大きなパラダイムシフトが起こる予感がしますアップ

僕よりも若い先生達に、すごい先生達がいるからです。

僕も、ちょっと歳はいっていますが、若い先生達にご指導頂きながら、パラダイムシフトの波に上手く乗りますビックリマーク

日本発のグローバルスタンダードの歯科医療(歯科衛生士によるメインテナンスも含む)が生まれる予感がしますアップ

西の端から、僕らスタッフ一同、そうなれるように努力を続けます。

「どこの歯医者に行ったらいいか解らない。」

から、

「どこの歯医者に行っても、
 良いよね。」


なんて時代がきたら、日本の歯科界、盛り上がるのでははてなマーク

 身延線の車窓から
      身延線の車窓から


明日も皆様と共に、良い一日でありますようにニコニコ