毎年恒例のように師走は、長く治療期間がかかった人の最終的な被せ物が入る診療が増える。
昨日、今日と、1年がかりで、インプラント治療を含めたお口の中の全てのバランスを整えさせて頂いた方の治療が続いた。
福岡の素晴らしい技工士、エボリューションラボの山田泰寛さんが見事な仕上げをして下さり、患者さんが笑顔になった。
最終的な被せ物を左右するのは技工士さんの技術によるものが大きい。
職人技を持つ技工士さん達と仕事ができる僕は幸せな歯科医師だ。
後は、今まであまり食べれていなかった奥歯でしっかり食事をしてもらい、笑顔が自然とより良くなっていくのを見守っていく。
僕は、歯科医師という仕事を単なる虫歯の治療、歯周病の治療、被せ物を型取って入れるという仕事と考えていない。
治療後の人生を楽しんでもらうために、どうしたら、その人にとって最適な噛み合わせ、そして笑顔を持たらせる事が出来るかを考えている。
一人一人ゴールが違うので、時に悩むことがあるが、難しいから仕事としては面白い。
年の瀬まで、まだまだ気を抜けない日が続く。
西の端から素敵な笑顔を増やし続ける。
本日も皆さまと共に、良い1日でありますように