80代の女性に「もっと、いやらしくなりますよ〜」と真顔で会話した歯科医師... | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

西の端の小さな島の歯科診療所での話。

登場人物
N(40代 歯科医師 島生活10年目)
S(80代 女性患者さん 最近義歯をセット)
T(20代 歯科衛生士 平戸出身)
D(30代 受付&TC 生月出身)


本日、義歯調整が終わった後の会話。

N「もっと噛めるようにしますからね。
  奥で色々噛めるようになると若くなります。」

S「そういえば、妹から言われたよ。

  や~らしゅうなったて。

 妹に、あんたぐらいよ、そう言ってくれるのと言ったのよ。」

N「いやらしくなったんですね。

 硬いものが、もっと噛めるようになると、

 もっと、いやらしくなりますよ~アップ

アシスタントについていたT、Nとは目を合わさずマスクの下で、何故か笑っていた。


患者さんが帰った後、バックヤードでTが、

T「先生、

 いやらしい

 って言ってましたよね?」

N「そうだよ。

  いやらしい

 って。こっちの方言で艶っぽいって意味じゃないの?」

T「(大爆笑)にひひ
  先生、

 や~らしか

 ですよ。
 『い』は入りません。

 や~らしかは、可愛い、綺麗という意味です。
 いやらしくでは、そのまま、いやらしいの意味です。」

N「・・・。」

耳が少し遠い患者さんなので、他の患者さんにも聞こえるぐらい大きな声で、

いやらしくなりますよ~アップ

と言っていた。

受付のDにも聞こえていて、一人で大笑いしていたらしい...

もし20代の女性に、同じ事言っていたら、セクハラ歯科医師として訴えられていたかも...

長崎新聞のタイトルに、

『いやらしか歯科医師、診療所内でセクハラ発言』

10年目に入っても生月弁には注意せねば...



明日も皆様と共に、良い1日でありますようにニコニコ