先日から定期購読した『致知』にウシオ電機会長の牛尾治朗さんが紹介されていた本。
気になり、即購入し、家事の合間に読んでいます。
職人 (岩波新書)/岩波書店
¥756
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その中にあった一節。
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職人というのは、職業というよりは、「生き方」なのではないかと思えてきます。
職業は途中でやめることができますが、生き方は途中でやめるというもんじゃありません。
永六輔
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この本1996年が初版です。現在25刷。
当時でさえ、職人が少なくなった、続けていくのが難しくなったと本のあちこちで出てきます。
そして、永さんは、総義歯だそうで『歯科技工士』である職人の話も。
職人だなあと思える技工士さん達は、本当に仕事が違います。
しかし、皆保険という制度のため、報われていない。
すべてオーダーメイドなのに...
作製していくのが、どれだけ大変か、体験してもらうと解ると思う。
その職人技を、国民に伝えていく手段が、まだまだあると思う。
西の端に籠って色々考える日々。
新しい器機、技術も大切ですが、昔ながらの職人技を忘れちゃいけないと思う。
さて、家事に戻ります...