『職人』.. 永六輔さん著 | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

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歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

先日から定期購読した『致知』にウシオ電機会長の牛尾治朗さんが紹介されていた本。

気になり、即購入し、家事の合間に読んでいます。

職人 (岩波新書)/岩波書店
 

   ¥756
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その中にあった一節。

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職人というのは、職業というよりは、「生き方」なのではないかと思えてきます。

職業は途中でやめることができますが、生き方は途中でやめるというもんじゃありません。

永六輔

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この本1996年が初版です。現在25刷。

当時でさえ、職人が少なくなった、続けていくのが難しくなったと本のあちこちで出てきます。

そして、永さんは、総義歯だそうで『歯科技工士』である職人の話も。

職人だなあと思える技工士さん達は、本当に仕事が違います。

しかし、皆保険という制度のため、報われていない。

すべてオーダーメイドなのに...

作製していくのが、どれだけ大変か、体験してもらうと解ると思う。

その職人技を、国民に伝えていく手段が、まだまだあると思う。

西の端に籠って色々考える日々。

新しい器機、技術も大切ですが、昔ながらの職人技を忘れちゃいけないと思う。

さて、家事に戻ります...