治療を途中で止められた方。
痛い時に時々来院される。
一時的に痛み取りは出来るものの、根本的な治療にはならない。
また、来院される。
何年も前から、その部位だけでは治せないので、他の部位も含めて治させて欲しいとお願いしているが、理解してもらえない。
そのやり取りが、かなりの時間を取られる。
今日も1時間かかった。
傷病名をつけられないので、保険点数ゼロ。当然、収入もゼロ。
医院経営が危うくなるとは、ご本人には理解してもらえない...
『会話』も僕は、治療の中の1つと考えている。
同意なしに、治療は進められない。
今後、日本が、本当に歯科の保険診療を維持していくならば、カウンセリングや文書作成時間も、きちんと保険請求出来るようにすべきと思う。
そうでなければ、真面目にやろうとすればする程、経営が厳しくなる。
もちろん、そう要求する前に、歯科医師自身が、当たり前のことを当たり前にやらなければならない。
お昼前に、ある患者さんと話をしていた。
僕が、
「趣味『歯科治療』は大変です。
いつまでもお金は目の前を通り過ぎるばかり。
車も普通車『ノア』です...」
Aさん、
「先生、私は応援しとるよ!」
Aさんのように応援してくれる患者さん、メーカーやディーラーの方々、良い仕事をして下さる技工士さん達、一緒に自分達が受けたい歯科医療の提供を考えてくれるスタッフ達、そして側で支えてくれる家族が僕の宝物です
明日も皆様と共に、良い一日でありますように