仕事を受けた時、非常に悩んだ。
『僕みたいな歯科界では青二才の田舎歯科医で良いのだろうか?』
と。
しかし受けた仕事は一生懸命やるのがモットー。
初回の7月まで、とにかく勉強しまくった。
歯科の話す内容だけでなく、一般向けのセミナー講師の本を読んだり、スティーブジョブズのプレゼンが好きなので、彼に関する本、プレゼンの実際をかなり研究した。
7月のセミナーは、何を喋ったか本当に覚えていなかった。
緊張から前後でどのような行動を取ったかも覚えていなかった。
次の11月のセミナーでは、その反省を踏まえ挑んだ。
話す内容は覚えていた。
しかし、あまりにもジョブズのプレゼンを真似ようとしたため、自分の中では、まだまだと感じた。
ジョブズは、プレゼン前に綿密に打ち合わせをする。
一見アドリブのようなプレゼンは、ほとんどはシナリオどおりらしい。
完璧主義者のジョブズならではだ。
僕は、完璧主義者ではないので、ジョブズにはなれなかった(笑)
迷っていて年明けて1月に、日本の歯科界を代表する素晴らしい先生達の講演を大分で聞いた。
日大の宮崎教授、北原先生、土屋和子さんの3人の講演を。
課題を持って参加したので、3人の講演を聞いて、ピンときた

人のマネだけではなく、そこに自分らしさを入れようと。
肩の力を抜いて、2月の当院主催のセミナー、3月の福岡でのセミナーでは、なちゅてぃースタイルで講演した。
と書いていて難しい事はない。
場の雰囲気に合わせて、力を入れるスライド、入れないスライド、話す内容を変えるようにした。
そうアドリブ満載の講演をする事にした。
僕は基本的に、かなりの早口だ。
それじゃ、相手に伝わらないと、意識的に遅くしゃべったりする練習をしていたら、妻から、
「あんたらしくない。良いテンポでババっと話した方が良い。」
と指摘を受けた。
聞きそびれがかなり出る講演になるのは目に見えて解ったので、僕がメインで話をさせてもらえるセミナーでは、写真撮影、ビデオ撮影をOKにした。
少人数のハンズオンセミナーでは、講演内容のスライドをCDに焼いてお渡しした。
僕が今出来ている事で、参加して下さった先生やスタッフの方々にお役に立てる事があれば、自由に使ってもらって構わないと思っている。
僕1人で診れる患者さんの数は限られる。
僕が持っている技術や知識が役に立ち、少しでも多くの方に歯科医療は良いと思って下されば幸いだ。

おかげ様で、お話しさせて頂く機会をたくさん頂いた。
6月 沖縄 ハマダ歯科商店主催
「GIOMER製品を用いたMiCDと経営の両立」
7月 京都 少人数のミーティング(凄い先生達の前なので今から緊張)
8月 生月 NT seminar vol.3
9月 熊本 若手歯科医師会
11月 仙台 松風 MiCDコース
12月 大分 臼津歯科医師会
全て場の雰囲気で話す内容を変えるアドリブ講演でいきます

今日、このような内容のブログを書こうとと思ったのは、
小川忠洋さんのブログ
を読んだからだ。
毎日、学ばせて頂いている。
まだお会いした事がない方だが、一度お会いして話を直接聞いてみたい方です。
いつもありがとうございます

本日も皆様と共に、良い一日でありますように

今から家事です。
GW7日間も家を任せきりになるので、今日は働きます
