痛みがある時にしか、歯医者に行かないと... | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

痛みがある時にしか、歯医者に行かないと、確実に御自身の歯はなくなっていく。

症状がある=虫歯や歯周病が進んでいる状況にあるからだ。

痛みがない時に、歯医者に通って頂くと、様々な良い事が起こる。

お子さんは、虫歯にならない、進行しない。

虫歯になりかけの歯があったとしても、松風のPRGバリアコートやビューティシーラントのように様々な材料が開発されているので、予防がかなり出来るようになった。

また大人の方は、歯周病の進行をゆるやかにする事が出来る。
そして、治療介入が必要な適切な時期に介入できるので、咬合が大崩れする事がない。
複雑な治療が必要なくなる。

また、悪い歯があまりなければ、高い治療費はかからない。
治療する時間も必要ない。

今まで治療にばかり費用と時間をかけてきた人は、そろそろ予防に費用と時間をかけると良いと思う。

治療をすればする程、いかに予防が大切かを理解する歯科医師が全国に増えている。

治療と予防を両輪で大切にする歯科医院が、今後間違いなく増える。

歯を大切にしたいと思う方は、そのような歯科医院に定期的に通うようになる。

そうなると、疾患に対しての保険制度が予防にシフトしなくてはいけなくなる。

予防をベースにしたクリニックを西の端の小さな島で始めて、今年5月で丸7年になる。

最近、予防の輪が少しずつ広がっているのを実感でき、日々楽しい


一歯科医師がきちんと診れる患者さんの数は限られている。

歯科医師過剰と言われているが、僕は全くそんな事はないと思う。

若い先生には、充分チャンスがある。

そのチャンスをモノに出来るかは、その先生の努力次第だ。

努力なくして成功は手に出来ない。



本日も皆様と共に、良い一日でありますように