症状がある=虫歯や歯周病が進んでいる状況にあるからだ。
痛みがない時に、歯医者に通って頂くと、様々な良い事が起こる。
お子さんは、虫歯にならない、進行しない。
虫歯になりかけの歯があったとしても、松風のPRGバリアコートやビューティシーラントのように様々な材料が開発されているので、予防がかなり出来るようになった。
また大人の方は、歯周病の進行をゆるやかにする事が出来る。
そして、治療介入が必要な適切な時期に介入できるので、咬合が大崩れする事がない。
複雑な治療が必要なくなる。
また、悪い歯があまりなければ、高い治療費はかからない。
治療する時間も必要ない。
今まで治療にばかり費用と時間をかけてきた人は、そろそろ予防に費用と時間をかけると良いと思う。
治療をすればする程、いかに予防が大切かを理解する歯科医師が全国に増えている。
治療と予防を両輪で大切にする歯科医院が、今後間違いなく増える。
歯を大切にしたいと思う方は、そのような歯科医院に定期的に通うようになる。
そうなると、疾患に対しての保険制度が予防にシフトしなくてはいけなくなる。
予防をベースにしたクリニックを西の端の小さな島で始めて、今年5月で丸7年になる。
最近、予防の輪が少しずつ広がっているのを実感でき、日々楽しい

一歯科医師がきちんと診れる患者さんの数は限られている。
歯科医師過剰と言われているが、僕は全くそんな事はないと思う。
若い先生には、充分チャンスがある。
そのチャンスをモノに出来るかは、その先生の努力次第だ。
努力なくして成功は手に出来ない。
本日も皆様と共に、良い一日でありますように
