開業前に読むと良いかもしれない本『小予算で...』 | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

神田昌典さんの本を久しぶりに手にした。
新版 小予算で優良顧客をつかむ方法/神田 昌典
¥1,575
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14年前に出た本をリメイクしている本。

神田さんの本は、数冊読んでいるが、14年前の同書は読んでいなかった。

まだ読み始めだが、震えている。

「まずお客を集める」

歯科医院も同じである。

患者さんに来院してもらえなければ、どんな良いスタッフ、良い技術、良い設備を持っていても、意味がない。

僕は、自分の開業の経験を生かし、知っている後輩の先生達には、繰り返し伝えてきた。

運転資金を1年分蓄えがないかぎりは、都会開業すべきではないと。

自分が、もし重い病に罹ったとき、開業して数年経って人気の40代の油が乗った医師と、30代そこそこで、新規開業の医師のどちらを選びますか?と質問する。

歯科医院の開業も一緒である。

僕のように、大学&大学院と奨学金とアルバイトで生活をしてきて、自己資金もゼロどころかマイナススタートになる可能性が高い先生には、都会開業は、絶対に勧めない。

それでも、良い歯科医療を提供していきたいと考えるなら、勉強をされている先生が少なく、競合が少ない開業場所を選ぶべきである。

日本の何処にいても、この時代、世界と必ず勝負出来る。

僕は、まだ世界がどういうモノか学んでいる段階だが、数年後、必ず世界と勝負して、日本人の歯科医は凄いと言わせる。

専門医が凄いと言われていますが、多くの臨床を手がける日本のGPは、もっと凄いと。

そのためには、スタッフと共に、まだまだ日々精進です。

最近、ココには書けない、様々な悲しい話を聞く。

そんな悲しい事が起こらないように、必ず日本の歯科界を楽しくする。

同じような志を持つ先生と、一緒に。

明日も皆様と共に、良い一日でありますように!




神田さんの本を読んだら、つい熱くなりブログを書きました。
神田さん、まだお会いした事がないのですが、そろそろ会いに行かなくちゃ