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本日は、休診日で、本を読んだり、皆さんのブログにお邪魔させていただいております。

時間もあるので、僕の根底にある歯科予防の事を。

僕の考えは、学生時代に話をきいた、日本の歯科予防の第一人者である酒田市の熊谷崇先生による影響が大きいです。

「歯科医は、破壊者である。」

とはっきりと言われていて、衝撃を受けました。

もの凄い逆風があられたと思いますが、その逆風を見事に交わしながら、現在に至っておられます。

僕は、それから、大学院、勤務医としてきて、様々な勉強をしながらも、自分が開業するなら、やはり「痛くない時に通っていただく歯科医院づくり」と考えました。

そして、開業して5年になり、見えてきた事。

定期的に痛くない時に通って頂いていると、炎症&咬合のコントロールができ、意外と歯が残せるという事です。

CO(要観察歯)に関しては、すぐに削らずに様子をみさせて頂く。
そうすると、カリエスが進行せずに止まってくれる場合は結構ある。

もちろん、進行した場合は、その部分だけMIで除去し、最近は、フッ素リリース&リチャージがある松風のGIOMERシリーズで充填。銀歯にはなりません。

神経近くまでカリエスが進行している場合も、直ぐに抜髄ではなく、先ほどのGIOMERシリーズのシェイクワンでボンディングし経過をみる。

メタルコアでの歯根破折が起こってきた場合、先ほどブログでも紹介したように、縁下厳しく抜歯と思われる症例も、先ほどの炎症と咬合のコントロールが出来れば、痛みなくしばらく使えると考え、患者さんに了承を得て、僕は自分の責任で残している。
歯にいくらでもお金をかけても良いという方は、そんなにはいない。
また、隣の健全歯を削りブリッジにするのは、僕は非常に心痛める。
抜歯の基準に対しては、様々な考えがあるのは重々承知していますが、僕は、自分が受けたい治療をそのまま患者さんに提案している。僕も同じように破折を起こしてきた歯があれば、このように治療を受けます。
もちろん補綴が厳しくなるのも承知。けど、歯根膜がある歯は何者にも変えられないと僕は思う。

ポケット数値が8ミリ、9ミリとか、普通に考えると抜歯になるのかもしれませんが、歯科衛生士と協力し、炎症&咬合のコントロール、そして、患者さんの定期的な来院により、炎症起こさず、そのままの状態で、3年残せている歯に遭遇する。

病巣があったとしても、急性症状起こさずに落ち着いていれば、そのままで良いのでは...。

ここ生月(いきつき)島も、少子高齢化を迎えています。

年配の方達には、様々な疾患を抱え、多数の薬を飲まれている方も。

そこで、理想の治療はあるものの、最小限の介入で、その状態を出来るだけ長く保たせるようにする事が大切なのではと。

僕が、ここ生月(いきつき)島で取り組んでいる事は、現在の日本の歯科界からみると、非常識かもしれない。
しかし、自分が様々な研修会に参加し、たくさんの本を読んで、そして、日々たくさんの患者さんから学ばせて頂いて、自分自身が責任取れる治療を提案している。
もちろん、自分自身が受けたい治療、そして家族にする治療を。
それでも、まだまだと感じ、歯科医を続ける限り、勉強を続けます。

前から、何度も書いてきましたが、この様々な情報が混沌とする時代、大切なのは、

 my measure

と僕は考えます。

昨年の年の瀬セミナーに参加して下さった先生達、見学に来て下さった先生達には言います。

僕が今やっている事が、先生達に合うかどうか解らない。他のたくさんの先人の先生達に会い、勉強し、自分の物差し、基準を創る事が大切と。

そして、ちゃんと勉強を続け、日々精進していると応援して下さる方が必ず増えるとも。

 

本日も皆さんと共に、良い一日でありますようにラブラブ!

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