おはようございます
昨日から妻の実家にいます。
ちょっと時間があったので、今年のまとめとばかりに、長文を載せちゃいます。
ヒマ~な時に読んでいただけたら嬉しいです
昨日、一気に読んだ本があります
人生を楽しみながら歯科医をやっている、尊敬する宮崎のK先生が、ある本を読んで、大きな夢への一歩を踏み出すという話しを聞いていたので、自分もとても気になり、手にして読みました。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録/石川 拓治

¥1,365
Amazon.co.jp
です
アマゾンの評価でも、5つ星の評価
期待して読んで、その期待に見事に答えてくれる本でした
何十年にもわたる木村さんの苦労、そして成功が見事に文章にされていて、感動しました
「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。
周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。
人間もそうなんだよ。
人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている。」
本当にそうだなあと思います。
僕も、大学院を出て、ちょっと天狗になっている時期がありました。
歯科医師になり、博士号も取得し、そこそこ手が動いたもんだから、勝手に自分は凄いと思っていました。
そんな奴だったから、患者さんからクレームがきても、自分は正しい治療をした、そしてスタッフから助言を得ても、歯科医師の自分が正しいと、何でも自己中心的で、嫌な奴でした。
そんな時でも、いつも目にかけてくれ、相談に乗って下さっていた方が、今は亡くなったコンサルタントのSさん。
尖っていた自分を上手くなだめすかせ、今の歯科医師としてのスタンスを築いて下さった福岡の母でした。
このブログで時々、後輩の先生達に書いているのは、故Sさんが志半ばにしてなし得なかった歯科界の改革を少しずつ出来たらと考えているからです。
Sさんの生前に、自分が恩返し出来なかったら、それを後輩の先生達に上手く伝え、歯科界全体を明るく出来たら、天国から、微笑んでくれるかな?と思いまして。
ま、そんな訳で、奇跡のリンゴを読んで、年末に無性にまとめたくなったので、今までの過去ブログで何度も書いてきたことだけど、また書いちゃいます。
まずは、
来院して下さる1人1人の患者さんとしっかり向き合う
木村さんの言葉にあったのですが、
「木を見て、森を見ず。」
歯科医だったら、
「歯を診て、人を診ず
」
一人一人、お口の中の状況だけでなく、考え方、生活習慣、すべて違います。
そこに、歯科医師側の判断で、一方向で、治療を決定するのは、いかがなものかと思います。
実は、僕も昔そうでした。
最新のテクニックを使い、最新の材料を使う治療が、一番だし、それが、患者さんにとって一番良いと言っていたこともあります。
最近は、治療それぞれの長所短所をきちんと伝え、後は、患者さんに決めてもらうとやり方に変えてきています。
つまり、患者さん一人一人と話しをし、相談しながら、治療方針を決めていく。
例えば、自費のメンテナンス予防が、患者さんにとって、絶対お得です!とゴリ押ししていた時期がありました。
しかし、お得と感じない人もいるわけですから、そういう方達には、時々診せて下さいねという形に変えるようにしました。
すると不思議。あまりお得と感じていなかった人達は、自然と離れ、逆に歯を大切にしていきたいという方達が自然と増えてきました。
また、今年、大きく変わったのは、インプラント埋入。
僕にインプラントを教えてくださった師が、サイナスリフトやGBRの凄い先生でしたから、それが一番と僕も考え、それを患者さんに押し付けていたかもしれません。
そんな中、自分がベストを尽くしていても、どうしても上手くいかない方が出てきて、何でだろう?と考えていました。
そうした時に、大田区で開業されている松元先生のブログに出会え、その治療法の元になっているサンフランシスコのDr.ラムにも会え、本当に頭に雷が落ちました
GBR等が必要な人もいるが、実は、大きく歯茎を開かなくても良い方が多い。
歯茎を大きく開くことによって、人間が本来持つ治癒力を遮断するので、極力、切開を入れずに、歯茎、歯槽骨が、何もなかったと感じるように、インプラントの埋入をしてしまうのが、生体にとって良いのではと考えるようになりました。
また、インプラントは、異物であるんだから、絶対はない。
あるアプローチで上手くいかなかったら、別のアプローチで、きちんとフォローしていく、その繰り返しと、12月の初めに金沢のS先生から学び、僻地で、独りよがりしていた自分の肩の荷が、すっと楽になりました。
義歯(ぎし。入れ歯)に関してもそう。
福島の松本先生、宮崎のK先生と違うアプローチのやり方を勉強したんですが、結局目指すところは、患者さんが、きちんと食事が出来て、笑顔でいれること。
答えが一緒なんです。
そこに、2005年BPSの世界チャンピオン義歯のスペシャル技工士のT中さんと一緒に仕事をさせてもらうようになり、本当に、義歯が楽しくなりました
日本の歯科界は、T中さんのように、世界のトップに立った技工士さんを、もっと表舞台に引っぱりだし、頭の引き出しにつまっているテクニック、知識をばんばん歯科医師、技工士さんに伝えていく仕組みを作らなきゃいけないと思います。
1人で出来ることは、限られていますが、皆で取り組む事により、良い歯科界に、どんどん出来るからです。
このブロブでも、すこしずつ公開していますので、来年春頃には、実名で、バンバン
、僕のブログ記事に駄目だしコメントを、しっかり付けてくれると思います
話しを変え、ダイレクトボンディング(CR、白い樹脂による治療)。
この分野、本当に、凄く進んでいます。
凄く大切な接着材なんか、開業して来春で4年になるのですが、10と言わず、20種類近く使用してきていると思います。
どんどん良くなるので、どんどん変えていく。
もちろん、昔のものでも、臨床結果が良い物は、そのまま使い続ける形でいるので、クリニックには、溢れて収集がつかなくなり、管理してくれているウチのDHの皆さんには、感謝しております
それだけでなく、樹脂自体も進化しているので、これまた、たくさん溢れています。
後、数年したら、どげんなるっちゃろう
ま、それはいいとして、かゆい所に手が届く、様々なMIバーも販売されているので、
虫歯のところだけ、削り、奇麗に詰める
という事が可能な時代になりました。
また、自己防衛機構が働き、少々黒くなっていても、中に虫歯が進行しない状況であれば、定期的に予防管理させて頂く限り、あえて削らずに、そのまま様子を診る事も可能です。
削って、2次カリエスのリスクと、いつも天秤にかけて、診断しています。
END(エンド。神経の治療)に関しては、ニッケルチタンファイルを使う頻度が上がりました。
屈曲がある根が多いので、最初の#10,#15のアプローチで、どういう拡大をしていくか、決めていっています。
手用ファイルのみ、ニッケルチタン+手用ファイルというように。
他も、色々書く事ありそうですが、とりとめもなくなったので、そろそろ終わりにします。
2008年、このブログを訪れて頂き、本当にありがとうございました
こんな西の端の小さな島歯科医を2009年も応援して下さる方は、



ポチっと押して下さると、もっと頑張っちゃいます
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2009年も、皆さんと共に、良い1年でありますように

昨日から妻の実家にいます。
ちょっと時間があったので、今年のまとめとばかりに、長文を載せちゃいます。
ヒマ~な時に読んでいただけたら嬉しいです

昨日、一気に読んだ本があります

人生を楽しみながら歯科医をやっている、尊敬する宮崎のK先生が、ある本を読んで、大きな夢への一歩を踏み出すという話しを聞いていたので、自分もとても気になり、手にして読みました。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録/石川 拓治

¥1,365
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です

アマゾンの評価でも、5つ星の評価

期待して読んで、その期待に見事に答えてくれる本でした

何十年にもわたる木村さんの苦労、そして成功が見事に文章にされていて、感動しました

「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。
周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。
人間もそうなんだよ。
人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている。」
本当にそうだなあと思います。
僕も、大学院を出て、ちょっと天狗になっている時期がありました。
歯科医師になり、博士号も取得し、そこそこ手が動いたもんだから、勝手に自分は凄いと思っていました。
そんな奴だったから、患者さんからクレームがきても、自分は正しい治療をした、そしてスタッフから助言を得ても、歯科医師の自分が正しいと、何でも自己中心的で、嫌な奴でした。
そんな時でも、いつも目にかけてくれ、相談に乗って下さっていた方が、今は亡くなったコンサルタントのSさん。
尖っていた自分を上手くなだめすかせ、今の歯科医師としてのスタンスを築いて下さった福岡の母でした。
このブログで時々、後輩の先生達に書いているのは、故Sさんが志半ばにしてなし得なかった歯科界の改革を少しずつ出来たらと考えているからです。
Sさんの生前に、自分が恩返し出来なかったら、それを後輩の先生達に上手く伝え、歯科界全体を明るく出来たら、天国から、微笑んでくれるかな?と思いまして。
ま、そんな訳で、奇跡のリンゴを読んで、年末に無性にまとめたくなったので、今までの過去ブログで何度も書いてきたことだけど、また書いちゃいます。
まずは、
来院して下さる1人1人の患者さんとしっかり向き合う

木村さんの言葉にあったのですが、
「木を見て、森を見ず。」
歯科医だったら、
「歯を診て、人を診ず
」一人一人、お口の中の状況だけでなく、考え方、生活習慣、すべて違います。
そこに、歯科医師側の判断で、一方向で、治療を決定するのは、いかがなものかと思います。
実は、僕も昔そうでした。
最新のテクニックを使い、最新の材料を使う治療が、一番だし、それが、患者さんにとって一番良いと言っていたこともあります。
最近は、治療それぞれの長所短所をきちんと伝え、後は、患者さんに決めてもらうとやり方に変えてきています。
つまり、患者さん一人一人と話しをし、相談しながら、治療方針を決めていく。
例えば、自費のメンテナンス予防が、患者さんにとって、絶対お得です!とゴリ押ししていた時期がありました。
しかし、お得と感じない人もいるわけですから、そういう方達には、時々診せて下さいねという形に変えるようにしました。
すると不思議。あまりお得と感じていなかった人達は、自然と離れ、逆に歯を大切にしていきたいという方達が自然と増えてきました。
また、今年、大きく変わったのは、インプラント埋入。
僕にインプラントを教えてくださった師が、サイナスリフトやGBRの凄い先生でしたから、それが一番と僕も考え、それを患者さんに押し付けていたかもしれません。
そんな中、自分がベストを尽くしていても、どうしても上手くいかない方が出てきて、何でだろう?と考えていました。
そうした時に、大田区で開業されている松元先生のブログに出会え、その治療法の元になっているサンフランシスコのDr.ラムにも会え、本当に頭に雷が落ちました

GBR等が必要な人もいるが、実は、大きく歯茎を開かなくても良い方が多い。
歯茎を大きく開くことによって、人間が本来持つ治癒力を遮断するので、極力、切開を入れずに、歯茎、歯槽骨が、何もなかったと感じるように、インプラントの埋入をしてしまうのが、生体にとって良いのではと考えるようになりました。
また、インプラントは、異物であるんだから、絶対はない。
あるアプローチで上手くいかなかったら、別のアプローチで、きちんとフォローしていく、その繰り返しと、12月の初めに金沢のS先生から学び、僻地で、独りよがりしていた自分の肩の荷が、すっと楽になりました。
義歯(ぎし。入れ歯)に関してもそう。
福島の松本先生、宮崎のK先生と違うアプローチのやり方を勉強したんですが、結局目指すところは、患者さんが、きちんと食事が出来て、笑顔でいれること。
答えが一緒なんです。
そこに、2005年BPSの世界チャンピオン義歯のスペシャル技工士のT中さんと一緒に仕事をさせてもらうようになり、本当に、義歯が楽しくなりました

日本の歯科界は、T中さんのように、世界のトップに立った技工士さんを、もっと表舞台に引っぱりだし、頭の引き出しにつまっているテクニック、知識をばんばん歯科医師、技工士さんに伝えていく仕組みを作らなきゃいけないと思います。
1人で出来ることは、限られていますが、皆で取り組む事により、良い歯科界に、どんどん出来るからです。
このブロブでも、すこしずつ公開していますので、来年春頃には、実名で、バンバン
、僕のブログ記事に駄目だしコメントを、しっかり付けてくれると思います
話しを変え、ダイレクトボンディング(CR、白い樹脂による治療)。
この分野、本当に、凄く進んでいます。
凄く大切な接着材なんか、開業して来春で4年になるのですが、10と言わず、20種類近く使用してきていると思います。
どんどん良くなるので、どんどん変えていく。
もちろん、昔のものでも、臨床結果が良い物は、そのまま使い続ける形でいるので、クリニックには、溢れて収集がつかなくなり、管理してくれているウチのDHの皆さんには、感謝しております

それだけでなく、樹脂自体も進化しているので、これまた、たくさん溢れています。
後、数年したら、どげんなるっちゃろう

ま、それはいいとして、かゆい所に手が届く、様々なMIバーも販売されているので、
虫歯のところだけ、削り、奇麗に詰める

という事が可能な時代になりました。
また、自己防衛機構が働き、少々黒くなっていても、中に虫歯が進行しない状況であれば、定期的に予防管理させて頂く限り、あえて削らずに、そのまま様子を診る事も可能です。
削って、2次カリエスのリスクと、いつも天秤にかけて、診断しています。
END(エンド。神経の治療)に関しては、ニッケルチタンファイルを使う頻度が上がりました。
屈曲がある根が多いので、最初の#10,#15のアプローチで、どういう拡大をしていくか、決めていっています。
手用ファイルのみ、ニッケルチタン+手用ファイルというように。
他も、色々書く事ありそうですが、とりとめもなくなったので、そろそろ終わりにします。
2008年、このブログを訪れて頂き、本当にありがとうございました

こんな西の端の小さな島歯科医を2009年も応援して下さる方は、


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2009年も、皆さんと共に、良い1年でありますように
