
タイトルは、深夜の若いカップルの会話ではありません

最近、僕が考えるインプラント(人工歯根)の埋入方法です。
以前は、インプラント埋入前に、ズパッと歯茎を切って開いて、しっかり骨を明示して、骨が足りんやったら、何かチョコチョコっと入れたりして、じっくり時間をかけて攻めておりました。
一生懸命やればやるほど、治りが悪かったりする事があったので、何で
と思っていたら、アメリカのDr.ラムに教えて頂いてから、ガラッと考えを変え、極力いらん事をせんようにしました。歯茎や骨が、インプラントが入ったか入っていないか解らないように、ささっとそっと埋入しちゃう

これが僕の今のスタイルです。
極力歯茎や骨膜からの血流を保ちながら、かつ、炎症反応が起こりにくいように埋入する

こうしていると、腫れや痛みが少なく、本当に術後経過が良好です。
もちろん、骨が全くない人などには、GBR(骨作り)等の処置は必要だと思います。
しかし、それも、極力、御自身の骨が中心で。
どうしても形態が取れない時に、スペースメイキングという意味で、チョコチョコっと何か入れて、わざと吸収しないようにするのも手です。
それと、何度も書きますが、やはり、
しっかりCT分析をすること
これに尽きると思います。僕は、ノーベルさんのノーベルガイドを使用していますが、先日、金沢のS先生は、Osirixというソフトで、しっかり分析されていました。
Osirixは、MAC用で、かなりヘビーな処理をしていくので、かなりハイスペックな物が必要となりますが、僕も来年、購入し、操作できるようになりたいと考えています。
S先生が言われていた
2Dの時代は終わり。今からは、3D

と僕も思います。
また、長くなりました。
そろそろ寝ます

昨日の船乗りBさんの、インプラント左右1本ずつの埋入は、術前のシュミレーションにしっかり時間をかけたので、予定どおり、30分弱で、フラップレスで埋入出来ました。
本日、お会いする時に、腫れ&痛みが無い事を祈ります

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