え! もう入ったの!!! はや〜い! | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

こんばんは夜。

タイトルは、深夜の若いカップルの会話ではありませんべーっだ!

最近、僕が考えるインプラント(人工歯根)の埋入方法です。

以前は、インプラント埋入前に、ズパッと歯茎を切って開いて、しっかり骨を明示して、骨が足りんやったら、何かチョコチョコっと入れたりして、じっくり時間をかけて攻めておりました。

一生懸命やればやるほど、治りが悪かったりする事があったので、何ではてなマークと思っていたら、アメリカのDr.ラムに教えて頂いてから、ガラッと考えを変え、極力いらん事をせんようにしました。

歯茎や骨が、インプラントが入ったか入っていないか解らないように、ささっとそっと埋入しちゃう!!

これが僕の今のスタイルです。

極力歯茎や骨膜からの血流を保ちながら、かつ、炎症反応が起こりにくいように埋入するひらめき電球

こうしていると、腫れや痛みが少なく、本当に術後経過が良好です。

もちろん、骨が全くない人などには、GBR(骨作り)等の処置は必要だと思います。
しかし、それも、極力、御自身の骨が中心で。

どうしても形態が取れない時に、スペースメイキングという意味で、チョコチョコっと何か入れて、わざと吸収しないようにするのも手です。

それと、何度も書きますが、やはり、

しっかりCT分析をすること

これに尽きると思います。僕は、ノーベルさんのノーベルガイドを使用していますが、先日、金沢のS先生は、Osirixというソフトで、しっかり分析されていました。

Osirixは、MAC用で、かなりヘビーな処理をしていくので、かなりハイスペックな物が必要となりますが、僕も来年、購入し、操作できるようになりたいと考えています。

S先生が言われていた

2Dの時代は終わり。今からは、3Dアップ

と僕も思います。

また、長くなりました。
そろそろ寝ますzzz

昨日の船乗りBさんの、インプラント左右1本ずつの埋入は、術前のシュミレーションにしっかり時間をかけたので、予定どおり、30分弱で、フラップレスで埋入出来ました。

本日、お会いする時に、腫れ&痛みが無い事を祈りますお願い

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本日も、皆さんと共に、良い日でありますようにきらきら