日立シビックセンター
東日本大震災を踏まえ、日立市幸町1丁目の日立シビックセンターで28日、避難訓練コンサート「コンサート中に地震が発生したら」が開かれた。演奏会中に大地震が発生したと想定。スタッフの指示のもと、参加した市民ら約300人が屋外に避難し、非常時の対応を確認した。
同センターは震災時、約500人が利用。けが人はなかったものの、スプリンクラーや展示物が損壊し、3か月半休館した。コンサートは震度6強を想定。センター職員のほか、県内公共施設の職員9人が研修を兼ねてスタッフを務めた。
訓練は、市民吹奏楽団が4曲を演奏中に始まった。「ゴゴゴ」と地震発生を知らせる音響が鳴り、避難を呼び掛ける放送とともに、スタッフが避難誘導を開始した。
参加者は外階段を通じて屋外へと避難。車いす利用者で、つくば市から参加した鶴岡伸也君(15)は職員の手を借りて移動し、母親のかおりさんは「実際に車いすで避難した場合、3、4人の人出があれば逃げられると感じた」と話した。
参加者全員が避難終章したのは5分2秒後。講評で日立消防署の片根久雄当直司令は「落下物に対しての注意が見受けられなかった。手荷物があったら必ず頭に乗せてほしい」と呼び掛けた。
出典:茨城新聞