『翻訳夜話 (文春新書)』の読後コメントより引用。
- 風の歌を聴け (講談社文庫)/講談社

- ¥400
- Amazon.co.jp ★★★☆☆
(読書前コメント)
『「韓流」と「日流」~文化から読み解く日韓新時代 (NHKブックス) 第Ⅱ部 第三章 日本文学ブームから読み解く「日流」』を読んだら、無性に読みたくなった。30年遅れの村上春樹。さて、果たして嵌まるか? (2012年09月29日)
(読後コメント)
『翻訳夜話』の読後感で“「春樹は読まない!」という呪縛から解放された様な気がする。先ずは『風の歌~』から探してみるか。”と書いたが結局買っただけで今日まで積んでいた。『「韓流」と「日流」~文化から読み解く日韓新時代 』を読み韓国でのハルキ現象に興味を持つ。
記憶の断片が風に吹かれてコラージュされた様な不思議な小品。一回り上の作家であるがデビューが私の大学入学の年ということもあり同時代作家のような気がする。学生時代はすれ違ってしまったが30年遅れの初読。ところで日本が舞台とはとても思えない。次は『ピンボール』(2012年09月29日)- 1973年のピンボール (講談社文庫)/講談社

- ¥420
- Amazon.co.jp ★★★★☆
(読後コメント) - 冒頭『見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。』とある。病的とまでは言えないが私もかなり好きな方である。この国に来て不自由な言葉で随分いろんな国の(故郷の)話を聞いた。個人的には「見知らぬ土地を旅するのが病的に好きだ。」と言いたいが今はそんな季節も過ぎ去った。
冒頭の一文のせいか、それとも前作『風~』を読んで積年の呪縛が解けたせいか、とりとめもなく続く心象風景の流れにすんなりと乗れた。晩秋の別れ。取り敢えず初期三部作までは読むつもり。さて羊をどこで捕まえたものやら?因みに近所のブックオフには居なかった。(2012年09月30日)- 螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)/新潮社

- ¥420
- Amazon.co.jp ★★★☆☆
- 螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)/新潮社
- 「韓流」と「日流」~文化から読み解く日韓新時代 (NHKブックス)/日本放送出版協会

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- Amazon.co.jp ★★★★★
(読書前コメント)
韓流」と「日流」~文化から読み解く日韓新時代 >>所謂「韓流」について書かれた本は何冊か読んだが、「日流」について日本語で書かれた本はそんなに多くない。読書メータの高評価を見て一時帰国時に購入積読。著者は日本と韓国間を行き来しながら育った韓国人。現職一橋大学院法学研究科准教授。(2012年09月23日)
(読後コメント)
文化論業界は玉石混淆の世界。目から鱗の名著もあれば、自文化を基準とした異文化批判及び過剰一般化、文明と文化の同一視等トンデモ系も多い。旅人の呟きならそれも見聞だが、肩書きが立派なだけにたちが悪い。
さて、本書は間違いなく“玉”の方である。受け手の立場から見ると、韓国人である著者の語る韓流現象は些か身贔屓な感なきにしもあらずだが、『第Ⅱ部1章の韓国における日本文化』は境界人を自任する著者だからこそ書ける内容。日韓の現状は必ずしも著者の望むようにはなっていないが、歴史は行きつ戻りつ進むもの。明日に希望!要再読。(2012年09月29日)
(関連書籍)- 翻訳夜話 (文春新書)/文藝春秋

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- 羊をめぐる冒険/講談社

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梅田スカイビル

- 羊をめぐる冒険/講談社
- 翻訳夜話 (文春新書)/文藝春秋
(読後コメント)
4冊目の村上春樹。その独特な語りにも少しずつ慣れて来た。でも、まだ踏み込めずにハルキ・ワールドのとば口辺りをウロウロしている。“物語に入り込む”という表現があるが、どうしても入り込めない。音の出ない映画を独り見ているような不思議な距離感。
その代り、忘れていた日の記憶が次々と湧きあがって来る。雨の中、京の大路をひたすらさまよったことや、高校時に破れ寺を左手に見ながら毎夜走っていたこと。腕時計をしなくなった頃のこと。最後に3つのドイツ幻想。大陸の冬とSバーンを懐かしむ。そして、空中庭園なら大阪梅田スカイビル!(2012年10月26日) - 1973年のピンボール (講談社文庫)/講談社